引越し料金を安くするためにはとにかく交渉する事が大事、
そして交渉時にはポイントを押さえた交渉をする事が大事だとお話ししましたが、
ここでは少し裏技的な交渉術をお話しします。
裏技的交渉術に関しては以下のページでもお話ししましたが、
⇒ 引越し料金を劇的に安くする裏ワザ~普通は知らないマル秘テクニック番外編~
ここではその内容を更に掘り下げて、
お話して行きたいと思います。
もしあなたの引越しが、
これからお話しする状況に当てはまれば、
本来の引越し料金よりも安くなるかもしれない
そんな方法を2つ、
お話ししたいと思います。
① 時間を取るか、手間を取るか、
引越しの準備に関して多少時間を掛ける事が出来る、
そんな時には時間を掛けて手間を掛ける事で安くすることは出来ます。
例えば、 「積み切り」と言うプランで引越し業者にお願いすると言う方法。
これは荷物を全部運んでもらうと言うことではなく、
2トンなら2トントラックで積める分だけ積んで貰い、残った分は自分たちで運ぶという方法です。
2トントラック一杯分+少し、
というような場合、
全部運んでもらうとなると
結局トラックが2台必要になります。
しかし2台目は少しの荷物しか積む必要がないので、
その分の料金を浮かす為に積み切りにして自分たちで運ぶという方法です。
もちろん小物と言えどもそれを運ぶ乗用車などを所有していることが前提になりますが、
場合によってはこの方法で安くすることも出来ます。
また、 トラックが2台必要なケースでも、
「1台でのピストン輸送を可能」とすることでも安くできる場合があります。
本来は2台持ってきて同時に積み込み同時に降ろしに行くところを、
1台のトラックで一度積んで降ろして、もう一度積みに帰ってと言うピストン輸送をするという方法です。
この方法であればトラックが1台で済む為、場合によっては安くなります。
しかしピストンすることで単純計算で倍以上の時間が掛かる事を予測しておく必要があるので、
荷物の少ない人はいいのですが、元々時間が掛かる引越しなどの場合はお勧めできないかもしれません。
② 自分で出来ることはやってしまう!
本来引越し業者に頼む事を、
自分でする事によって料金を下げる、と言う方法です。
例えば電気工事関係などがそうです。
もしあなたの身内に出来そうな人がいれば、
自分たちですることでその分の費用を浮かす事が出来ます。
本職にしている人しか出来ませんが、
中には簡単なものも、多くあります。
ウォシュレットや食洗機などは、
機種にもよりますが、
最近のでは簡単に取り外しや取り付けが出来ます。
これらを依頼すると1つで1万円前後掛かりますので、
もし自分たちで出来るのであればその分は安くする事が出来ます。
ハウスクリーニングなどもそうですよね。
出る時も入る時もやはり綺麗にお掃除してからになるかと思いますが、
これも自分たちでするのと業者に依頼するのとでは金額面で大きな差が出ます。
しかし、無理は禁物!
いかがでしょうか?
もしあなたの引越しに、
状況がうまく当てはまれば安くできるかもしれない方法についてお話ししました。
しかし!、無理は絶対禁物です!
安くしたい気持ちは分かりますが、
だからと言って無理をすると、結果的に大変なことになるのでおススメできません。
時間も無いのに、
荷造りを自分たちでしたり、
積み切りにして残った荷物を自分で運ぶ、
無理をすると後々本当に大変なことになります。
専門的知識も技術も無いのに、電気工事を自分でやろうとするのは危険ですし、
最終的に電気屋さんに頼んで却って高くなったと言うケースもあったりします。
今日お話した内容はあくまでも、
「あなたの条件に当てはまるなら」と言う方法です。
もし条件が当てはまればこのように安くする方法もある、
と言うことを頭の片隅にでも入れておいて下さいね。