クレーン車やスカイポーターを使う引っ越しの内容や相場は?


引っ越しで玄関ドアから出し入れ出来ない荷物がある場合はどうすれば良いのでしょうか。

引っ越し業者はそうした荷物を窓やベランダなどから搬入、搬出します。

その際に使われるのがスカイポーターやクレーンです。

今回はクレーン車やスカイポーターを使う引っ越しの内容や相場は?などの情報を調査していきます。

玄関ドアから荷物が搬入出できない時は?

引っ越しの際、玄関が狭くて搬入出することが出来ない場合が多々あります。

また、玄関に限らず2階に上げたいものの、階段が狭くて搬入が無理と言うケースもあります。

更には5階建てでエレベーターがないなど、通常の方法では引っ越しが出来ないことも珍しくありません。

そうした場合に引っ越し業者は窓やベランダなどから荷物を搬入出します。

その方法としては・・・。

1、人力でのはしご上げ

写真1

2、スカイポーターでの搬入出

写真2

写真3

3、クレーン車での搬入出

写真4

人力はしご上げとは?

人力はしご上げ(降ろしも同じ)と言うのは、対象の窓やベランダの位置にはしごをかけ、荷物を上げる方法です。

荷物は梱包された状態で人力はしご上げ用の紐をかけ、上に2人、下に1人、合計3人で作業します。

その方法は、はしごに荷物を密着させ、上の2人は引き上げ、下の1人は支えながら持ち上げていきます。

人力はしご上げ(降ろし)は2階建て、3階建ての一軒家の場合に使われる方法です。

スカイポーターでの引っ越しとは?

スカイポーターと言うのは引っ越しに良く使われる重機です。

写真2、3がスカイポーターで、ハシゴ車に荷物を乗せる為のボックス型荷台がついています。

このスカイポーターは、通常のアパートやマンションの場合、5階まで上げることが出来、県住や市住などの場合は7階まで上げられます。

この箱型荷台がスライドして上がったり、下がったりすることが出来、窓やベランダに向けて作業します。

クレーン車での引っ越しは?

クレーン車で作業する場合は、スカイポーターでは届かない場合や、人力だけで動かせない場合に使われます。

スカイポーターにも言えるのですが、地面にシッカリ固定出来ないといけませんので充分なスペースが必要になります。

スカイポーターの場合はクレーン車よりは空きスペースが少なくても大丈夫ですが、トラック幅から一回りのスペースは必要です。

料金の相場は?

では、料金の相場はどうなっているのでしょうか。

人力はしご上げ

人力はしご上げの場合、特殊な道具も必要ないですのでそれほど高くはありません。

ですが、人員が一定人数必要で、最低人数でも4人いないと出来ません。

この場合の料金の違いは、人員数に応じて変わると言えます。

元々2人で大丈夫だった引っ越しだったとした場合、プラス2人となりますので2万円から4万円の幅で変わります。

仮に3人で出来る引っ越しだった場合、プラス1人ですので1万円から2万円の増額となります。

スカイポーター

ではスカイポーターの場合はどうでしょうか。

スカイポーターもはしご上げ同様、人員を増員する必要があります。

更に、トラック2台で向かうことになります。

人員は部屋に2人、スカイポーターに2人、トラックの荷積みに1人と最低も5人が必要になりますので、通常より4~5万円増しになります。

加えてスカイポーターの料金として1日あたり5万円前後増額されることになります。

クレーン車の場合

スカイポーターまでは特殊な免許なく使用出来ましたが、クレーン車となると別です。

クレーン車とクレーン運転士を同時に保持している引っ越し専門店は皆無に近いと言えます。

その為、クレーンが必要になる引っ越しの場合は、10万円から20万円ほど増えると考えて間違いありません。

この場合は、引っ越し業者も業務提携や業務委託してきてもらっているので、引っ越しはクレーン作業を中心に行う必要があります。

クレーン車を使用する場合は、高さだけが理由になりません。

クレーンを使う場合は「ピアノ運送」や「人力では上がらない大型金庫など、仮に1階にあっても人力で対処できないものや、デリケートなものが多いのです。

特にピアノは専門の調律師にも来てもらわなくてはなりませんので、最低でも10万円、高ければ20万円ほどプラスになる可能性は充分あります。

高所作業のリスクは無視?

この様に、引っ越し業者にも多くの高所作業があります。

クレーン作業以外は作業員の安全面は考慮しておらず、いつ大事故が起きてもおかしなくない状態です。

どちらにせよ、特殊な免許を持たずに行えるのはスカイポーターまでですので、クレーンは余程の事がない限り需要がありません。

業者の選択で重要なことは、ここで挙げた3つを全て請けることが出来ると言う事が必要になります。

クレーンは出来るがスカイポーターは出来ない、はしご上げも出来ないと言われたら、「引っ越し専門」を謳っていても、「運送専門」の会社だと判ります。

まとめ

今回はクレーン車やスカイポーターを使う引っ越しの内容や相場は?などの情報を調査しました。

窓やベランダからの搬入出は思った以上に大変な作業になります。

その為、金額は跳ね上がりますが、安全、安心を考えると「安ければ良い」と言うものではないので注意深く業者の選定をしましょう。


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