引越しに関してのトラブルは様々ありますが、
ここでは意外に多い付帯サービスに関するトラブルについてお話しをしておきたいと思います。
付帯サービス、と言う言葉を始めて聞いた人も多いかもしれませんが、
付帯サービスとは引越しに伴って必要になるいわゆるオプションサービスなどのことを言います。
代表的なものを挙げますと、
- 電気工事
- ハウスクリーニング
- ピアノの移動
などのサービスのことですね。
お願する必要がある人と、
そうでない人とに分かれると思いますが、
電気工事などは何らかでお願いしなければならない人がほとんどだと思います。
付帯サービスのトラブル
ここでは実際にトラブルに発展する事の多い事例を挙げ説明していきます。
上記でもお話ししましたように、
電気工事は必要な事が多く引越し時にお願する事になるかと思いますが、
その代表なのが、エアコンの脱着ですね。
やはり素人では出来ませんので電気工事の専門業者へとお願する事になりますが、
引越し業者と提携している業者にお願する事になりますので、
特にこちらから個別にお願いをする必要などのなく手続きの面では手間が省けて便利だと言えます。
しかしここで非常に多いのが、
「追加料金などの料金面でのトラブル」になります。
1台あたりの料金が1万円と引越しの見積もり時に営業マンから聞き、
それに納得しエアコンの脱着もプランに
含める形でお願するとします。
そしていざエアコン脱着の業者がやってきて工事を進めていくと、
などと提示される事があります。
工事業者の話しをよくよく聞いてみると、
エアコンの配管がすでに劣化しており、そのまま新しい所に付けるわけにはいかず、
新品の配管が必要なので追加料金が掛かるとのこと。
配管の劣化と聞くと、まあ仕方ないかとと感じる人もいるかもしれませんが、
それでも追加で料金が掛かる事に納得いかない人の方が多いと思います。
場合によっては、
エアコンの設置場所が特殊な為、それによる追加料金が発生する場合や、
電圧などの問題で追加工事が発生してそこにも料金が掛かると言う事もあります。
このように付帯サービスなどの場合、
契約時に提示された以上の追加料金が当日現地で発生する事がトラブルへと繋がります。
トラブルを回避する為には
例えばエアコンの工事などの場合、
追加で部品が必要、追加工事が必要、
このような状況が起こるのは、
ある意味で致し方無い部分でもありますが、
だからと言って当日になって追加料金です、
と言われると納得できないと思います。
このような場合の主な原因はやはり営業マンの説明不足である事が多く、
「電気工事などの付帯サービスにおいては、場合によって追加で料金が発生するケースがあります。」
などの説明をきっちりと受けていれば別ですが、
多くの場合そうではなく当日になって分かるからこそトラブルへと発展してしまうのです。
まずはこのような事が起こりうる事をここで知っておいて頂き、
その上でお客さん側からも営業マンに対して追加で掛かる可能性があるのかどうかを自分からしっかりと確認しておく事が重要です。
言った、言わない、と言うトラブルはどんな業界でもある話なので、
約束事などはしっかりと見積もり書に記載しておいてもらうのも、
トラブルから身を守る為の1つの方法だと言えます。