今まで引越しは何度かしています。
就職して1人暮らしになった時、転勤した時、結婚して新居に移った時、などなど。
その都度、引越し業者と交渉して、自分としては一番安いと思われる引っ越し料金で引越しをしてきました。
ノウハウはそれなりにたまったつもりです。
そして、そのノウハウをまたつかう時が来ました。転勤です。東京から大阪に異動となり、それにともなって引越しをすることになりました。
転居先を決めるなどのことを済ませて、いざ引越し、という段階になって、まずしたことは、「引越し見積もり一括サイト」で、引っ越し料金の一括見積りを取ることです。これなどは、昔はこういうサイトもなくて(というか、インターネットさえなくて)電話帳で「あ」から順に引越し業者を選んで、訪問見積もりをスてもらったものですが(なので、引越し業者は選んでもらいやすいように「あ」で始まる社名が多いそうですが)、今は便利になったものです。
当然ですが、引越しにしても、車を売るにしても、保険に入るにしても、自分にとって一番得な金額を引き出すためには「相見積もり」が基本です。
ですので、それをサイトを通じて一発で行います。
入力内容は、新居の住所、現住所、荷物の概要、引越し先の状況(道幅、エレベーターの有無など)です。
これを入れると、すぐにメールで5社くらいから、引っ越し料金の見積もりが届きます。
業者との交渉が苦手な人は、ここで1番安い料金の会社へ連絡をして引越し依頼をすれば済みますが、それでは最安値になりませんので、できれば頑張って、料金の上から安い順にせめて3社くらいに連絡を取って、訪問見積もりをしてもらいます。そうすると、リアルな見積もりが出て来ますので、ここから交渉開始です。
交渉と言っても、情に訴えて値引きを引き出すのではなく、いくつか条件を変えて、金額を下げていくのが基本です。
たとえば、引越し日を週末から平日に変える。
荷物出しを午後にして、荷物入れを指定なしにする。
段ボールの数を無制限から、40枚なら40枚に決めてしまう。などなど。
こういう細かい条件の変更で、引っ越し料金はかなり下がりますので、そのうえで一番安い会社と契約すれば、最安値の確定です。