「引っ越しにかかる全費用の金額と内訳は?~Part1~」で判ったように引っ越しは非常にお金が掛かります。
しかも、思ってもいない支払いがあったりすることで当初の出費計画と変わってしまうことがあり非常に不便です。
そこでPart1に続き、引っ越しにかかる全費用の金額と内訳は?~Part2~を届けしていきます。
目次
引っ越しの費用
では、引っ越しそのものに必要な費用を見ていきます。
◎引っ越し料金
引っ越し業者に必要な料金は、荷物の量や引っ越し先への距離、またシーズンによって様々です。
更に、自動車やオートバイの陸送や、エアコンの脱着など完全に別料金になります。
その為、引っ越しが決まったら早めに数社の見積もりをとりましょう。
引っ越し業者ごとの価格は業者によって違いますが、目安としては引っ越し専門業者は高額で、運送会社の引っ越しパックは安いと言えます。
◎不用品の処分費用
引っ越しの際には不用品が多く出ますね。
しかし、今やゴミを捨てるにも、その種別によってはやたらと金額がかさみます。
電化製品、粗大ゴミなどは捨てるにあたって決して安くありません。
もし、充分に時間があるならネットのオークションに出店したり、買い取りショップなどに売りに出しましょう。
本来ならお金が掛かるところ、少額であってもお金が貰えるなら引っ越し料金の足しになるでしょう。
◎オプション費用
オプションサービスは前述した自動車やオートバイなどの陸送、エアコンの脱着、ピアノの運送、大型金庫など、通常の引っ越しでは運べないものなどは引っ越しの見積もりには含まれず、別料金となります。
引っ越し業者でもオプションと言うことになるので、自身で別業者を探して料金を見比べてみるのもイイですね。
◎引っ越し作業員への謝礼
これは絶対に必要なものではありませんが、作業員も人間ですので謝礼をもらって悪い気はしません。
当然、作業員の仕事にも影響してきます。
謝礼は1人、1000円~3000円と言ったところです。
謝礼をあげない場合でも、飲み物などを提供すると言った気遣いを見せておきましょう。
◎梱包資材などの費用
引っ越し業者に依頼した場合、段ボールやエアキャップ、ガムテープなどの梱包資材がサービスで付いてきます。
良く梱包資材がいらないのでその分安くなると考えている人が多いようですが、基本的に梱包資材を抜いても料金は変わりません。
飽くまでサービス商品だと考えておきましょう。
近場の引っ越しの場合、自分で行うとなると資材は自ら調達しなければなりません。
エアキャップやガムテープなどは購入するしかありません。
しかし、段ボールに関しては近隣のスーパーやコンビニなど分けてもらうなどして少しでも節約するようにしましょう。
足りない分や、スーパー、コンビニでもらえない場合はホームセンターなどで購入するようにしましょう。
その他の引っ越しにかかる費用
◎保証会社費用
賃貸し物件を借りる際には保証人をたてる必要がありますが、それが不可能な場合は保証人の代わりに保証会社を利用するケースが多くなっています。
保証会社は保証人の代わりに家賃が滞納した場合などに補償する役目を負っています。
保証会社へ支払う金額は、初期費用で家賃の半額~1ヶ月分が相場です。
契約の内容などによっては、賃貸契約を更新する際に費用が掛かる場合もあります。
◎挨拶用の手土産費用
一軒家の場合は両隣やお向かい、お向かいの両隣と言った具合に手土産を持って引っ越しの挨拶をしましょう。
マンションやアパートの場合は、ファミリーユースの場合だけ挨拶すれば良いでしょう。
手土産は500円~1000円の間で用意します。
あまり高額ですと相手の負担にもなるので、安くて使えるものや、食品などを選択しましょう。
1人暮らしの場合は基本的に挨拶は無用です。
◎ガスコンロ、家具、電化製品など
カーテンなどは引っ越し前の家とサイズが異なるケースが多いので購入する必要性が出てくるでしょう。
また、ガスコンロ(オール電化やIHコンロの場合必要なし)は都市ガス用とプロパンガス用と分かれていますので、買い換える必要も出てきます。
照明器具に関しても自分で用意しなければいけないところもあるので事前に調べましょう。
電化製品、特に大きなもの、冷蔵庫などは新居に入らない場合もあり得ますので買い換える必要が出てくるでしょう。
電化製品に限らず、家具類も新居に入らないケースがありますので予めサイズを測る様にします。
まとめ
今回は引っ越しの費用がどれだけ掛かるのかを見てきました。
人生で引っ越しばかりしている人は少ないでしょうから、あまり引っ越しに掛かる全費用がどれだけか中々知る人は多くはないでしょう。
思ってもみないものに費用が掛かったりして、予定外の出費がかさんだりすると新生活にも大きな影響が出ます。
シッカリ何にどれだけ掛かるのか知っておき、引っ越し費用として計算しておきましょう。