春は新入学、新社会人、などと新たな環境で新生活を迎える人も多くなる時節ですね。
そんな時期の引越し業者は繁忙期にあるため、引越しには色々なトラブルに見舞われることもあります。
新生活を気持ちよく迎えるためにもピーク時における引越しでのデメリットを理解しておくことをおススメします。
今回はピーク時の引越しでのデメリットって!?などの情報をお届けしていきます。
引越し費用が高くなる
繁忙期は、引越し料金が安くなるのではないかというイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、それは前もってキャンペーンをうっている時期に予約していた場合に限ります。
新生活を迎えるにあたって手続きやその他の準備に気を取られて引越し業者の選定が後回しといったケースも多いのです。
そういった場合、繁忙期ということもあり料金が割増で予定していた費用より高いということになります。
希望日に引越し出来ない可能性も
先に説明したように、引越しにが後回しになり、引越し直前になって慌てて引越し業者を決めるというケースになると、ピーク期の場合、自分が希望している日に予約することが出来ないというケースもあります。
自分の引越し希望日にたまたま空きがある場合もあるでしょうが、ピーク期の場合は大抵の日が埋まっていることが殆どです。
そういう場合には引越し業者の空いている日しか予約することが出来ない為、まだ引越しまでに日にちに余裕があると考えて引越し準備をすすめていないといった場合には、次の週には引越ししなければならないという状況に陥ることも。
一人暮らしだから、引越し荷物は多くないから、1週間後でもまだまだ余裕があるはずと引越しを侮っていませんか?
一人暮らしでも快適に新生活を迎えるためには引越し荷物の準備には時間が掛かると考えておきましょう。
引越し業者のスタッフが新人ばかり!?
引越し日時も決まり、ようやく引越し当日を迎えて引越しに臨んでみると、引越しピーク時の引越しには、スタッフの質にも大きな落とし穴が潜んでいます。
引越し当日に来た引越し業者が、ほとんど経験がなさそうないかにも素人スタッフばかりといったケースに見舞われる場合もあるのです。
引越し業者を決める前に、引越しに掛かる費用などの見積もりを出してもらいますが、その時点で引越し業者の方もどのくらいのスタッフを投入するか、どの程度の荷物量なのか、どの大きさのトラックが必要なのかなどを踏まえた上で見積もりを出してきます。
閑散期や繁忙期以外だと人員に余裕もあるため、普通なら経験豊富なベテランスタッフをリーダーに、新人や中堅スタッフをバランス良く配置して組みます。
ですが、ピーク期の場合には1日で1人数件の引越しを担当することも出てくるような忙しさです。
なので、ピーク期に引越しする場合には引越しスタッフが経験の浅い新人ばかりというケースも出てくるのです。
人員に関しては、予約を前もってしていようが、引越しが急遽決まり急いで予約をしたケースでもどんなスタッフが引越しにくるのかは賭けの部分もあるため、予定していた時刻より大幅に遅れて引越しが終了したケースや、忘れものがあるというケースもあるようです。
引越しのピーク期や閑散期はいつ?
引越しが多い時期は新入学や就職で拠点を移すことが増える春が一番のピーク期になります。
また、秋に人事異動がある会社も多いため、転勤などが増える秋も春の次に引越しのピーク期と言えます。
生活拠点が変わる時期という以外にも、春や秋は気温や天候の面から考えてみても引越ししやすい時期なので、引越しのピーク時期になるのです。
逆に、引越しの閑散期となるのは夏や冬といった時期になります。
暑い中での引越しや、地域によっては雪の降り積もるような時期でもある寒い季節の引越しを避ける人が多いのです。
こんな引越し業者は要注意!?
ピーク期でもキャンペーン等という謡い文句で、引越し費用を他社より安く抑えている引越し業者も中にはあります。
確かに企業努力でピーク期であっても費用を閑散期と変わらない費用に抑えている企業もありますが、中には詐欺まがいの業者もあるので要注意です。
繁忙期だからこそ費用だけで選んだり、ギリギリで引越し業者を決めてしまうと大切な家財道具が傷つけられた、スタッフの質があまりにも悪い等と、後々大きなトラブルに見舞われることにもなりかねないので、見積もり書や契約書を隅々まで目を通しておくといいでしょう。
また引越し経験者の体験談や、口コミなどSNSなども活用しながら決めるのも1つの手です。
新生活を快適に迎えるためにも、ギリギリで決めるのはやめておきましょう。
余裕を持って引越し計画をしておくことが大切です。
まとめ
今回はピーク時の引越しでのデメリットって!?などの情報をお届けしました。
新たな生活を迎えるにあたって手続きを済ませておくことや、用意しておくことが多く、つい引越しが後回しになり急いで準備に取り掛かるという人も多いと思います。
ピーク期だからこそのデメリットがあるので、気持ちよく新たな場所で新生活を送るためにも業者選びは慎重に吟味することをおススメします。
また、引越し費用を安く抑えたい人、希望日に引越したい、自分のペースで引越したいなどと考えている人は引越しピーク時期を避け、引越し閑散期とも言われる夏場や冬場を利用することをおススメします。