引っ越しは大変な作業ですが、一番大変なのは梱包の作業です。
梱包はこの場合、基本的には段ボール詰めなどのことですが、キチンと詰めないと後々面倒なことになります。
今回は引っ越しの梱包どうするとスムーズにできる?正しい梱包の仕方などの情報をお伝えしていきます。
目次
いるものといらないものを明確に分ける
引っ越しは断捨離の良いタイミングでもあります。
この機会に思い切って不必要なものをなくしていくようにしましょう。
新居では、物が多い中で狭く感じながら住むのと、断捨離を実行して広々と住むのとではどちらが良いかは一目瞭然ですね。
ですが、断捨離と言ってもいらないもの全て捨てるのではなく、この段階ではいるもの、いらないものを分けるだけにしておきましょう。
いらないものは売りに出す
断捨離して、いらないものを選別したら、全て売りに出しましょう。
時間はかかるものの、一番お金になるのはオークションサイトで売ることです。
思ったように簡単には売れませんが、自分の付けた値段で売れるので断然得です。
オークションにかけるためにも、荷物の選別はかなり早めに行うと良いでしょう。
時期的には引っ越し日から遡ること半年前ぐらい良いと言えます。
すぐにお金にしたいと言う人は、買取ショップやリサイクルショップへ売りに行きましょう。
但し、買取価格はかなり安く買いたたかれます。
ちなみに売るものが多い場合、出張買取もあるので持って行けないと言う人には最適です。
部屋ごとに荷物詰めする
いよいよ荷物を詰めていきますが、ここで注意するのは部屋ごとに荷詰めをすると言うことです。
荷物下ろしの際も、部屋ごとになっている方が無駄なく開梱することも出来ます。
部屋ごとに段ボールを分けておかないと、段ボールの中から探しては運んで開梱するしかなくなります。
これでは時間が必要以上に掛かりますし、心身とも疲弊してしまいますので、シッカリと部屋で区別しておきましょう。
部屋別に分けた後は中身を書いておかなければなりませんが、部屋ごとにマジックにカラーを変えておくとより判り易く便利です。
荷物の種類でまとめよう
部屋別に荷物を分けることも大事ですが、今度は種類別に分けましょう。
例えば、部屋であればCDならCD、本なら本と言うように分けておくと開梱が楽になります。
またこのように荷物を詰めていくと、段ボールピッタリになり、段ボールが変形しませんのでトラックの荷積めがキレイに出来、破損等のリスクが極めて少なくなります。
特にキッチンの荷詰めには気を遣って下さい。
割れ物が多い上に、形がバラバラなものが多く詰めにくいので上手に詰めていかなければ段ボールの蓋が閉まらなかったり、段ボールが変形して重ねることが出来なかったりします。
割れ物は緩衝材を使い、隙間なく詰めます。
形のない荷物は少なめに段ボールに詰めて変形しないように蓋をシッカリ閉めます。
家具などのガラスは外しておく
食器棚やベッド、その他家具などにガラスが付いている場合はシッカリ外して、毛布などで包んで運ぶようにしましょう。
家具の中身は全て出しておく
服などは軽いから大丈夫と思うかも知れませんが、家具いっぱいに服が入っているとダンスも軽いとは言えなくなります。
そのため、服は必ず段ボールに詰めるようにしましょう。
また、着物などがある場合、通常の大きさの段ボールに詰めるとしわになったりしますので、引っ越し業者に依頼している場合は、着物用段ボールをもらうようにしましょう。
段ボールの中身を必ず細かく書いておく
開梱をする場合に、どこに何が入っているのか判らないのでは引っ越しも中々終わりません。
とは言え、「服類」、「小物」と言った簡潔な書き方では、いざと言う時に中身が判りませんね。
段ボールの中身を書く時には、無駄ではないかと思うほど、細かく入っているものをシッカリ書いておきましょう。
荷物は重いものを下にする
段ボールの中も、重いものをを下に、軽いものを上に詰めるようにしましょう。
また、服やタオルなどは残しておき、段ボールごとに抑えに使います。
こうすることで、どの荷物も段ボールの中で動くことはなく、緩衝材的に利用することが出来ます。
また、本やCD、書類、食器など重いものは小さい箱に、服など軽いものは大型の箱に入れるようにします。
重いものを大きい段ボールに入れると運びにくい上に、運んでいる途中で箱が壊れてしまったりしまうので注意しましょう。
まとめ
今回は引っ越しの梱包どうするとスムーズにできる?正しい梱包の仕方などの情報をお伝えしました。
引っ越しの手始めは、荷物の分別と荷物を詰めることです。
スムーズに引っ越しを進める為には、この荷詰めの段階で全てが決まると思って良いでしょう。
一見、面倒臭いと感じる荷詰めの方法ですが、荷詰めにおいても開梱や引っ越し後の生活の快適さを考えるとキチンとしておくことが無難です。
シッカリと荷詰めの段階から手順通りに行っていきましょう。