引っ越しと言うのはかなり面倒なことで、手間もお金もかかってしまいます。

ちょっとした一大イベントとも言えます。

しかし、実際のところ引っ越し費用と言うのは一体いくらかかるのでしょうか。

今回は引っ越し費用って結局いくらかかるの？などの情報を調査していきます。

引っ越し費用の決め手は？

引っ越し費用の決め手は「何人暮らし」か、「トラックの大きさ」、「作業員の必要人数」、「通常以外の荷物の有無」、「大物の数」となります。

もちろん、どこからどこまで行くのかなどの距離も大いに関係してきます。

ですが、距離に関しては枚挙に暇がないのでここでは省くことにします。

何人暮らし？

基本的に1人暮らしの場合、特別に荷物が多いなどのイレギュラーが無ければかなり安く済みます。

地元から地元の場合、ほぼ3～4万円と言ったところで済みます。

2人暮らしの場合も1人暮らしと大きく変わらず4～5万円というところです。

3人暮らしになると少し体系が変わってきます。

3人暮らしの場合、家族単位になるので、冷蔵庫や家具なども大物が多くなります。

この場合、約5万円～6万円といったところです。

4人以上になると完全に家族体系となるので、あらゆる方向性で考えても10万円以上15万円以下と言った感じになります。

トラックの大きさ

人数とも関係しますが、トラックの大きさも価格に影響します。

主に使用されるのが、ミニバン、1.5tトラック、2tトラック、4tトラックといったところです。

10tの様な大型トラックは家庭の引っ越しで使用される事はまずありません。

ミニバンが利用されるケースは1人暮らしの場合です。

ミニバン引っ越しの場合は、1万円～2万円と言ったところです。

1.5tの場合は2人暮らし、3人暮らしのレベルです。

この場合は3万円～5万円ほどです。

2tトラックの場合は3人暮らしの荷物が多い家庭、4人、5人家族で荷物が少ない場合に用いられます。

この場合は、10万円～15万円ほどになります。

4tトラックの場合は4人以上の家族で荷物が多い場合や7人以上の大所帯で使われます。

この場合は20万円以上30万円未満と言ったところです。

作業員の必要人数

作業員の必要人数では明確に料金が分かれます。

大抵、引っ越し業者のスタッフ日給は約1万円前後。

つまり、1人増えるごとに1万円強料金が加算されると考えて良いでしょう。

ミニバンの引っ越しでも、2人で運ぶ必要のあるものがある場合は確実に2万円は超えると言う事になります。

トラックの大きさも重要なファクターですが、トラックの大きさ＝作業員の人数ではないので、大物荷物が多ければ必然作業員も増え、料金も増える訳です。

例えば4tトラックでの引っ越しであっても、3人で充分な場合もあれば、4人以上必要な場合もあります。

この作業人数はその他の要素よりも料金に深く関わっています。

通常以外の荷物

通常以外の荷物と言うのは、引っ越し業者だけでは扱い切れない荷物の事を言います。

一番判り易い例でいうとピアノなどです。

ピアノに関しては、例え1階にあっても専門業者が運ぶことになります。

また、大型の金庫なども専門業者が運ぶことになります。

この様に、外部業者を使うケースをもって「通常以外の荷物」としています。

ピアノ専門運送などは引っ越し料金とは別に10万円ほどかかるケースがほとんどです(調律付)。

セパレーツならともかく、グランドピアノとなると作業時間も相当かかり引っ越し業者では普通に運ぶ事すら出来ません。

大物の数

大物の家具や家電が多くあると、トラックや作業員の人数に直結します。

大物が通常よりも多い場合は当然作業員の人数も増え、トラックの大きさも変わってきます。

また、配置によっては「窓出し」、「窓入れ」をしなければいけない可能性もあり、その分費用がかさばります。

総体的な価格はいくら？

これまでの条件で算出すると・・・・

◎1人暮らし　　　　　￥25,000～￥35,000

◎2人暮らし　　　　　￥30,000～￥45,000

◎3人～5人暮らし　　 ￥55,000～￥150,000

◎それ以上　　　　　  \150,000～￥250,000

今回、トラックの上限を4tトラックに設定し、引っ越し費用をここまでの要素を取り入れて計算していくと上記のような金額になりました。

当然業者によって、かなり金額の差異は出てきます。

この価格は飽くまで一般的な引っ越し専門業者の平均値として算出しています。

もちろん、キチンと見積もりを取る必要はありますが、その1つの目安にはなるので覚えておきましょう。

まとめ

今回は引っ越し費用って結局いくらかかるの？などの情報を調査しました。

引っ越しと言うのはかなり面倒なことで、手間もお金もかかってしまいます。

色々な条件が重なって金額も決ってくるようです。

結局のところ、様々なサイトなどを見てもハッキリとは料金が判りません。

ここでの金額算出を是非活用しながら自分にベストな引っ越しを選択して下さい。