引っ越しは時期に関係なくいつでもしなくてはならない場合もあります。
ですが、自分である程度時期を決められる場合もあり、そんな時一体どの時期を選択すれば良いのか中々判りません。
繁忙期や閑散期など引っ越し業者にとっての適した時期はあるでしょうが、ユーザーにとってのベストな時期とはいつなのでしょうか。
今回は引っ越しに適した時期とは一体いつ?などの情報を調査していきます。
引っ越し業者にとっての適した時期は?
引っ越し業者にとっての繁忙期は3~5月の間と言われています。
10月、11月も結婚式が多くあり、新婚家族の引越しが多く3~5月に次いで繁忙期です。
引っ越し業者にとっては、それ以外の時期に引越しが入ってもらいたいと考えているので、引越しに適している時期は3月、4月、5月、10月、11月以外と言う事になりますね。
繁忙期の間は人手不足も重なってスタッフも疲弊し切った状況で仕事をしていますので、これ以上他の引越しは入って欲しくないと言うのが本音でしょう。
引越しの閑散期はいつ?
引越しの閑散期は前項で繁忙期として取り上げた時期以外となります。
中でも12月、1月、2月が非常に引越しが少ない時期です。
12月は師走でこの時期に積極的に引越しをする人は少ないと言えます。
1月はご存知のように、お正月や成人式などがあり、何となく慌ただしいので引越しはあまりありません。
2月は雪も多く、どんな職業も極めて動きがない時期です。
こんな時期はやはり引越しも少ないと言えます。
引越しに適した時期は?
では、引越しに適した時期はいつでしょう。
引越しに適した時期は7月半ばから9月半ばまでです。
やはり、引越しに天候は大きく作用します。
引越しは豪雨でも豪雪でもお構いないに行います。
たまたま運悪くそんな日に当たってしまうと、業者スタッフも苦労はしますが、何と言っても荷物が濡れたり段ボールの底が抜けたりとユーザーにとっても最悪の結果を招き兼ねません。
段ボール群に関しては防水処置がありません。
大荷物はパッドなどを巻いているものの布製が多いのでやはり濡れる可能性は高いと言えます。
引越し元、引越し先には全面的に汚れないよう敷物をしますが、濡れた大物家具や電化製品など直に置くしか方法がありません。
拭けば良いのでしょうが、基本的に作業にはそうしたものが含まれません。
もちろん、段ボールも敷物がない場所に置いていきます。
結果、引越し元はともかく、引越し先は濡れてしまう事必至です。
作業員も時間と共に上から下まで濡れまくりですので、敷物があってもあまり効果を成しません。
トラックの荷台と家の入口との距離にもよりますが、荷物が大濡れになるのは必至です。
また、豪雪の場合は引越しに時間をかなり要することになります。
狭い道で除雪車が通ってないような場所では、現地に着くだけでも大変です。
このように雨季や雪が降る時期も引越しには向きません。
その点、7月半ばから9月半ばは天候は一番恵まれています。
もちろん、この時期でも雨の日などはありますが、飽くまで確率の問題です。
この時期晴れの日は非常に多く、作業員は暑くて辛いものの、ユーザーとしてはキレイに終わらすことが出来る良い時期と言えます。
ただ、作業員もユーザーも熱中症にだけは気を付けていかなければなりません。
最初からクーラーが付いている物件ならともかく新しくクーラーを付けたり、引越し業者にクーラーの取り外し、設置も依頼しているとなるとかなり厳しい条件での仕事を強いられます。
クーラーがなければ流石にユーザーも参っていってしまうでしょう。
しかし、荷物はキレイ、引越し先もキレイと言う大きなメリットがあります。
実際のところ、作業員も晴れている方が数段作業がしやすく、この時期の仕事を好んでいます。
何せ着替えなどは持ってきていないのですから、雨や雪の中で作業しずぶ濡れになっていると結局、会社に戻るまでずぶ濡れのままいるしかないと言う、ある種の苦行のような状態を強いられるのです。
夏も汗でずぶ濡れにはなるものの、乾くのも早いので臭いさえ我慢出来れば風邪をひいたりすることもなく、健康に過ごすことが出来ます。
この時期の引越しは雪や雨の時よりも作業が早く、引越し自体が数段早く終わるので、これも作業員、ユーザー共に大きなメリットと言えるでしょう。
ユーザーにとっては、引越し後に開梱して整理する時間が多くあると言う事になるので、寝るころまでにはほぼ整理整頓を終えることが出来るでしょう。
荷物がいつまでもあるとやはり嫌なものなので引越ししている感がすぐに収まるこの時期は正に引越しに適していると言えます。
まとめ
今回は引っ越しに適した時期とは一体いつ?などの情報を調査しました。
引っ越しは時期に関係なくいつでもしなくてはならない場合もあります。
ですが、自分である程度時期を決められる場合もあり、そんな時一体どの時期を選択すれば良いのか中々判りません。
繁忙期や閑散期など引っ越し業者にとっての適した時期はあるでしょうが、ユーザーにとってのベストな時期をご紹介しました。