引っ越しにあたって車をどうしたら良いのか、判らない人も多いのではないでしょうか。
近場であれば、自分自身で運転して引っ越し先に乗り着ければ良いのですが、中距離、長距離となるとそう簡単ではありません。
また現代社会では、1家に1台どころか2台、3台と複数台所有している家も多いと言えます。
今回は引っ越しで自家用車はどうしたら良い?遠方の場合は?などの情報をお届けしていきます。
自家用車近場の場合に気を付ける事
自家用車を持っており、尚且つ近場へ引っ越しする場合は自分自身で運転して引っ越し先に持って行けます。
ただ近場の場合でも、一家で免許を持っている人が1人で車を複数台所有している場合は、片道は歩きか公共機関を利用して往復しなければなりません。
それが予め判っている場合は担当営業に言えば、当日作業員が他の車を陸送してくれます。
近場ですので恐らくほとんどの引っ越し業者はお金を取らないと思いますが、複数の業者に訊き、ただで陸送してくれると言う項目も選択肢の中に入れておきましょう。
また、近場で引っ越しの最中に車を移動した場合、実際の駐車場に車を停めると引っ越しの邪魔になる場合があるので、当日は違う場所を探して停めるようにしましょう。
自家用車、中、長距離の場合は?
引っ越しで言う中距離はおよそ300~400km程度、長距離は500km以上と考えられています。
この距離を素人であるユーザーが乗っていくとなると、ちょっとした旅行になってしまいます。
例えば「東京⇔福岡」間などは1,000kmほどになり、引っ越し業者は約11~12時間で到着しますが、慣れていない人は何度も休憩を入れますので、下手をすると倍の24時間程度掛かる可能性が高いと言えます。
「東京⇔大阪」間でも約500kmあり、引っ越し業者は5時間で付きますが、長距離に慣れていないと7~8時間掛かってしまいます。
そうしたことを考えると、自分で運転していくよりは引っ越し業者に任せて「陸送」してもらうのが正解と言えるでしょう。
引っ越し業者が現地に到着しているのに、ユーザーが到着していないと言うことになると引っ越し業者の仕事も大きく遅れが出てしまいますので、自分で運ぶと言う選択肢は止めておきましょう。
特に複数台ある場合は、並走するのも危険ですので、自分たちは電車や飛行機で楽に現地に行ける方法を使って下さい。
その方が、荷下ろし後の開梱もはかどりますし、翌日仕事や学校などあれば睡眠不足でへとへとになって行く必要がなくなります。
他の陸送業者を利用しようと考えている場合
他の陸送業者にいらいしようと考えている人は、止めた方が無難です。
引っ越し業者の場合、引っ越しに付随した陸送ならかなり安く運べます。
基本的にはガソリン代、有料道路代などの実費に長距離代金として1万円程度取られるだけで済みます。
他の陸送業者の場合、陸送であっても、キャリアカーで運ぶにしても引っ越し業者の倍額は取られると覚悟しておきましょう。
陸送における安全性や危険性はどちらにしても大きな違いはありません。
また、荷物を乗せたトラックと同時に来るので安心と言う部分もあります。
陸送の前にはキチンと点検整備を
陸送中に車の調子が悪くなったと言うことになると、運べるものも運べなくなります。
また、故障でレッカーをしたり、知らない地で修理をすると金銭的にかなり負担が多くなると言えます。
それではせっかく安くなる陸送を選択しても全く意味がなくなりますよね。
そうならないように、陸送前には点検・整備をキチンと行っておきましょう。
特に中古の軽自動車などは念入りに点検・整備を行う必要があります。
基本的に引っ越し業者の陸送はトラックと並走してついていくので、車に無理がかかるケースが多々あります。
故障などがない普通乗用車であれば問題なく並走出来ますが、軽自動車の場合はかなり負荷が掛かるので、予めの点検・整備は必須です。
自分の車は新しいから大丈夫だと思っても、必ずしもそうとは言い切れないのです。
車には必ず当たり外れがあるので、新車だから大丈夫と言うことは断言出来ませんので必ず点検・整備しましょう。
その際、長距離を走るからと言えば、そういう観点で点検・整備してくれるので安心です。
また、タイヤなどの点検もシッカリしてくれるので、故障や事故の原因が排除出来ます。
これは、引っ越し業者や陸送業者に依頼せずに自分で運ぶ場合にも非常に重要なことです。
特に長距離を走る場合は、車の休まる暇がないので、点検・整備をしないと事故にも繋がるの気を付けましょう。
まとめ
今回は引っ越しで自家用車はどうしたら良い?遠方の場合は?などの情報をお届けしました。
自動車は現在社会においてなくてはならないものの1つであり、便利なものです。
しかし、いざ引っ越しで自動車を持って行くとなると、意外に大変だったりします。
引っ越し業者には大抵陸送の設定もあるので、ここで見たルールを守って利用しましょう。