引っ越しの中でも、ワクワクドキドキするのが新築への引っ越しですよね。
しかし、期待だけではなく、ちゃんと無事に終わるかどうかの不安もつきもの。
新築住宅に引っ越す際は、通常の引っ越しと異なり、新居特有の注意点があります。
そこで今回は、新築住宅の引っ越しで後悔しないための注意点とは?などの情報を見ていきます。
引っ越し前の準備
新居と言えど、傷や不具合は必ずあるものです。
引っ越しの荷物を入れた後では、誰に有責があるのか不明になり、直してもらうことができなくなります。
また、引っ越し後はすぐにそこで生活することになりますので、色々な準備をしておかなければ不便な生活を強いられることになります。
そこで、引っ越し前にしっかり準備しておくことを見ていきます。
入居前に傷や不具合をチェック!
引っ越し前に、床・壁・ドア・窓・設備に傷や汚れがないかを確認しておきましょう。
気になる点は、すぐに施工業者へ連絡して対応してもらうことが必要です。
引っ越し後では、引っ越し業者や自分自身で付けた傷、不具合ではないかと保証されない可能性もあるので、しっかりチャックしましょう。
新居の掃除をしておく
新築でも建築時のホコリや木くずが残っていることがあるので、入居前に掃除機&水拭きしましょう。
荷物を入れた後では、細かいところや、家具などの下を掃除することができなくなるので、前もってしっかり行っておいて下さい。
特に収納スペースや窓のサッシ、換気口は要チェック!
カーテンや照明を事前に準備
場合によっては、引っ越しの時間自体が遅かったり、時間が掛かったりするケースもあるので、カーテンのサイズを測り、引っ越し前に準備しておきましょう。
また、同様の理由で照明がないと夜に困るので、事前に取り付けを済ませておくと安心です。
引っ越しトラックの駐車スペースを確認
引っ越しの際に、トラックの駐車や、引っ越しの騒音などで、いきなり隣人トラブルになることもあります。
新築住宅の周辺道路の幅や駐車禁止エリアを事前にチェックし、業者に伝えておきましょう。
電気・水道・ガスの開通手続き
ライフラインは、引っ越し前日からでも必要です。
電気・水道は引っ越し前日までに開通させ、ガスは引っ越し当日に立ち会い開栓が必要です。
引っ越し前日に間に合わせるためにも、1ヶ月前には申請すると間違いありません。
インターネットの契約は早めに
今や、第4のライフラインと言っても過言ではない、インターネット回線。
光回線などは開通まで時間がかかるため、余裕をもって引っ越し1か月半前には手続きしておきましょう。
特に、3月4月などの引っ越し繁忙期には、それ以上の待ち時間がかかることがあるので、2ヶ月前に申し込みをしておいても良い位です。
また、どうしても間に合わないという場合は、据え置きのwi-fiにするのも良いでしょう。
これは、すぐに機器を届く上、コンセントをさせば当日使えるという強者。
以前は速度が遅いなどの問題がありましたが、現在では光回線よりもスムーズなシステムもあるので選択肢に加えるのも1つ手です。
引っ越し当日の注意点
新居に入る前に床や壁の保護を!
玄関や廊下、角に保護シートをしておくと傷防止になります。
大型家具を搬入する前に、床に傷防止シートを敷くと安心です。
もちろん、引っ越し業者に依頼した場合は、大抵の業者は保護シートを家中に張ってくれる場合がほとんどですので、そうしたことも業者のチョイスに役立てましょう。
傷がつかないよう、家具の設置場所を事前に決める
大型の家具や家電は、何度も動かすことで傷や故障のリスクを高めます。
冷蔵庫や洗濯機を置く場所は特に慎重にしましょう。
引っ越し業者に「大切なポイント」を伝える
「ここは絶対に傷をつけたくない」「この部屋は荷物を先に入れたい」など、事前に伝えておくとスムーズに引っ越しが進み、傷や故障のリスクを低くできます。
引っ越し初日用の「すぐ使うセット」を用意
すぐに取り出せるバッグに、歯ブラシ・着替え・スマホ充電器・タオル・最低限の食器などの日常品を入れておくと便利。
引っ越し後のチェック&手続き
新居の設備が正常に動作するか確認
給湯器・エアコン・照明・トイレ・コンロなど、すべてが正常に動くかチェックしましょう。
窓の開閉やカギの施錠も確認し、不具合があれば早めに施工業者へ相談必須です。
ゴミ出しルールの確認
引っ越し後は、ゴミが多く出るもの。
ご近所トラブルにならないためにも、新しい地域のゴミ収集日・分別ルールを事前に把握しておく。
引っ越し後はダンボールが大量に出るので、処分方法も要確認です。
近隣にスーパーなどがあれば収集してくれるところもあるので、今後のためにも要チェックです。
近所への挨拶は簡単にでもしておく
近所付き合いがなくなった現代ですが、新築の一軒家や新築分譲マンションなどの場合は、少し事情が変わってきます。
一戸建てなら両隣+向かい3軒、マンションでも、両隣+上下の部屋に挨拶しておくとトラブルを防げますし、好印象を与えるので今後の生活にも良い影響があるでしょう。
手土産は500~1,000円程度のお菓子やタオルでOKです。
家の防犯対策を強化
カーテンを早めに設置し、夜は外から家の中が見えないようにしましょう。
防犯カメラやセンサーライトの設置も検討すると安心です。
失敗しないためのポイント
収納スペースの活用を計画的に
使い勝手を考えて、収納グッズを事前に用意しておくと片付けが楽になります。
外構工事が未完了なら要注意
駐車場・庭・フェンスなどが未完成のまま引っ越す場合、工事業者とスケジュールを調整しておきましょう。
最近では庭に限って言えば、自身で造る人も少なくないようです。
室内環境を整える
加湿器や観葉植物を置くと、新築特有の乾燥やニオイ対策になります。
トイレや水回りの汚れ防止対策をする
水回りはすぐに汚れてしまうものです。
特にトイレは注意が必要です。
トイレの床に防水マットを敷く、シンクにコーティング剤を塗ると、長くキレイな状態を保てる。
まとめ
今回は、新築住宅の引っ越しで後悔しないための注意点とは?などの情報を見てきました。
新築住宅の引っ越しはワクワクする反面、気をつけるべきポイントも多いです。
事前準備をしっかりして、快適な新生活をスタートさせましょう。