引っ越し先の賃貸物件選びのコツとは?内見は必要?


引っ越しといえば、多くの人が進学や就職、結婚などで賃貸物件に移住するケースは多いでしょう。

建売などだけではなく、賃貸物件を検討する際にも必要なのが「内見」です。

部屋選びを確実に成功させるためにも内見は必須事項です。

今回は、引っ越し先の賃貸物件選びのコツを見ていくことにします。

賃貸物件の内見で室内の見るべきポイント

部屋の実際の雰囲気や設備の状態や、使い勝手などは間取り図や写真だけでは判断できません。

実際に現地に行ってしっかり確認することが物件選びの成功への道ということができるでしょう。

そのため、室内の内見ポイントを確認しましょう。

内見に行く前には、チェックリストを作成して持っていくのもアリですね。

日当たり

長く住む住居ということになると、日当たりはかなり重要なファクターだといえます。

図面や写真で窓の方角は確認できても、実際にどのくらい光が入るのかは見てみないと分かりません。

内見では、図面と部屋の現状を確認し、併せて周囲の建築物などの状況もチェックしましょう。

最近ですと、スマートフォンで地図と方位が確認できるのでチェックも楽ですよ。

壁紙や床の汚れ、傷、におい

新築の物件以外では、賃貸は基本的に前居住者が存在します。

当然、そうであれば前居住者が残していった傷や汚れ、匂いなどがあるので、細部にわたってチェックしましょう。

喫煙者が住んでいた部屋ではたばこのヤニや匂いが残っている場合があります。

あまりに気になる場合は壁紙の交換などの対応が可能かどうか聞いてみましょう。

収納スペース

物件探しの中でも、重要なチェック箇所は収納です。

自分の荷物を収納するのに十分な広さのスペースがあるか確認しましょう。

部屋の押し入れやクローゼットはもちろん、玄関のシューズボックス、キッチン周りの収納、洗面台周りの収納など細かい部分の収納も足りているか確認する必要があります。

キッチン

1人暮らしなどで炊事をしないという場合以外、気になるのはキッチンですよね。

コンロなどの設備は備え付けか持参か、収納スペースの容量、冷蔵庫置き場の位置やサイズなどを確認しましょう。

コンロなどについては、ガスか電気かのチェックも必要です。

背の高さによって使いやすいキッチン台の高さは変わります。

実際に前に立って高さも確認しましょう。

水回りのキレイさ、使い勝手など

キッチン、トイレ、お風呂、洗面所などの水回りのチェックは欠かせません。

カビが発生しやすくないか、湿気のこもりやすさや換気などを確認しましょう。

洗濯機を置くスペースなどが使いやすい配置になっているかも見ておくといいですね。

壁や天井の厚さ

隣の人の生活音や上階の足音、道路を走る車の騒音などがうるさくないか、どのくらい響くのかチェックしましょう。

壁が薄いとこちらの生活音も筒抜けになってしまう可能性があります。

女性の一人暮らしやお子さんがいる家庭は特に気になる部分ですね。

ドアや窓の立て付けや位置・セキュリティ

一見キレイで使い勝手が良さそうに見えても、意外と見た目と違うのが建付けです。

そのため、ドアや窓を実際に開け閉めして建付けを確認しましょう。

建付けが悪い場合は修理可能かを相談してみるのも1つの手です。

また、玄関ドアの鍵はピッキングされにくい種類かどうかもチェックしておきます。

コンセント・TV端子の数と場所

意外と必要な設備であるコンセント。

数が足りるか、必要な場所にきちんとあるか確認しましょう。

また、TV端子やインターネットのプラグ位置も併せて確認して下さい。

自分のイメージする位置にテレビを置けるか、インテリアの配置にも大きく関わってきます。

結露やカビがないか

押し入れやクローゼットの奥、部屋の四隅、日射しが入らない北側の壁などに結露やカビが発生しないかチェックしましょう。

結露やカビがひどいと掃除も大変で、体調を崩してしまうこともあるので要チェックです。

マンションの1階角部屋は特に湿気がこもりやすいと言われているので注意しましょう。

賃貸の内見でチェックしたい周辺環境

内見では部屋の中だけではなく建物全体や立地、周辺環境も同時に確認するのが上手な賃貸住宅の選び方です。

引越ししてから駅までのアクセスの悪さに気付いたり、近隣店舗が少なくて失敗したと感じないよう、実際にそこに毎日住み生活するイメージをしながらチェックしましょう。

共有部分の清掃、管理など

エントランス、エレベーター、廊下、ゴミ捨て場などがきれいに管理されているか確認。

管理状況が悪く汚れていたり荒れていたりする場合は、モラルの低い人が住んでいる可能性もあります。

生活に必要なお店や施設が近くにあるか

スーパーやコンビニ、ドラッグストア、病院など生活に必要なお店は徒歩圏内にあるかチェックしましょう。

お子さんがいる家庭なら保育園や小学校への道のりもチェックしたいところです。

最寄り駅までの距離

物件情報には最寄り駅までの距離や目安時間も載っていると思いますが、実際に歩いて確認してみましょう。

資料には80m=徒歩1分換算で書かれていることが多いですが、実際に歩いてみると坂道や信号待ちなどで思っていたよりも時間がかかる場合があります。

地域の治安は悪くないか

地域の治安は、そこで生活する上で欠かせない要件です。

こちらも実際に生活圏内を歩いて確認しておきましょう。

特に仕事帰りの夕方や夜間の時間帯の人通りや街灯の有無、帰宅途中に交番やコンビニなどがあるかも含めて要チェックです。

内見で用意すべきものは?

内見に持参すると便利なグッズを紹介します。

前日までに用意しておくと安心ですよ。

メジャーと筆記用具、メモ帳

窓や収納スペースなどのサイズや寸法を測ってメモするのに使います。

持っている家具や家電が置けるのか把握したり、引っ越し前にカーテンなどを購入したりする時にも役立つでしょう。

カメラ

内見で確認しても細かな部分は忘れてしまうものです。

カメラかビデオで撮影しておけば、後から確認したり複数の物件を見比べたりするのにも便利です。

まとめ

今回は引っ越し先の賃貸物件選びのコツを見てきました。

賃貸物件といえど、失敗だったからといってすぐに移住することは出来ません。

ある程度の期間、腰を据えて住むという意識をしっかりもって内見をしましょう。


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