転勤が多く、転勤族と呼ばれる人にとって引っ越しは死活問題です。
大抵の人は、人生で引っ越しをすることがあったとしても、精々多くて2回程度でしょうが、転勤族の人はそれ以上の引っ越し回数を重ねる場合も少なくありません。
中には、海外に引っ越さなければならないケースもあるでしょう。
そこで今回は、転勤族の引っ越し体験やアドバイスを見ていくことにしましょう。
目次
15年で引っ越し10回
引越は面倒で大嫌いなのですが、タイトルの通り、過去15年間で海外への赴任、帰任含めて10回も引越を経験しました。
いまは持ち家になったので、しばらくは引越の心配はありません。
よく聞く話ではありますが、海外にいたときにいろいろ購入したものが、帰任時に日本の狭い家には入りきらなかった、というのがあります。
実際、僕自身もこれを経験しています。
いまは狭いマンション暮らしなので、入りきらないものはレンタルボックスに仮置きしてます。
別に海外生活でなくても、大きな家から小さな家に引っ越す場合には日本国内でも起こり得る話だと思います。
引っ越し先の間取り、収納などよく確かめた方がいいですよ。
義実家との折り合い
私は転勤族妻なので引っ越しの悲しい話はたくさんあります。
毎回義父母が参入する・引っ越しはほぼ私一人で手配・梱包・引っ越し・手続き(下手すると主人不在)、引っ越し前日や翌日に義父母(上げ膳据え膳で引っ越しの場にいるだけ)に泊まりに来られたり、何もしない夫に嫌気がさして引っ越しで離婚しようかと思ったこともありました。
しかも私の親に「引っ越し当日に手伝いにこないのは何事か」といいやがったそうです。←何もしないのに来る方が迷惑です。
今は一軒家をかまえ、夫には単身赴任してもらっていますが、家のものをすべて引っ越さない引っ越しはものすごく楽です。
10回ほどのお任せ引っ越し
・見られたくないもの(下着や生理用品など)は先に荷造りして「開けるな」「マル秘」など明記しておく。
・どんどん手際良く荷造りされていくので、それぞれの箱に引っ越し先でどの部屋に入れてほしいかと通し番号を書く。(和室1、台所1など)
・通し番号の最終番号やだいたいの中身をメモしておく。(一度いくつか紛失したことがありますが、中身などを証明できず、泣き寝入りがありました)
・最後に荷造りしてほしいもの(当日使う食器や掃除道具)はひとまとめにしておく。
・当日使う物はできるだけ捨てても良いものにする。(使い捨ての食器や雑巾など)
・引っ越し先で一番先に使うものも分かりやすくしておく。
・引っ越し先では「ゆっくり片付けよう」と思わず勢いで一気に数日で片付ける。(後でしようと思ってても意外とできないものです)
ありえない!予約が入っていない?!
引越し経験8回のパンダマークです。
7回目の引越し当日、業者到着予定の9時になっても誰も来ず、10時に電話したら見事に忘れられていました。
お任せパックだったので、急遽寄せ集められた梱包係りが到着したのは昼近くでした。
皆ブーブー言っていましたよ。
引越し後、アンケートにこの件を書いて送ったけど、完全無視されました。
お詫びの電話もナシでした。
引っ越し業者に予約を入れても、1週間前と1日前には確認の電話を入れることをおすすめします。
のんき過ぎ業者

Indian Businessman Sleeping over the laptop in office
おまかせパックって、その土地の下請け業者さんが来る場合もあるんですよね。
田舎から東京への引っ越しの時、土地の年配の業者の人がのんびりと詰めてるものだから、時間がのびのび・・・・。
おまかせの場合、最後まで誰かがついていないといけないから時間遅れで東京に到着。
しかも、キッチンの引き出しひとつと、リビングの天袋のものを詰め忘れていました。
引っ越し屋さん選びは慎重にしなくちゃです。
体験談を早く聞けば良かった
なんとか無事に引越し終了しました。(荷ほどきはまだまだです。)
初おまかせパックでしたが、今ひとつ自覚が無くて、「そこはやめて」とか「そこにあったあれは?」とか
かなり引越し屋泣かせのことをしてしまいました。
台所にあった食べ掛けのパンがなくなっていて、まさかと思いましたが
やっぱり、箱詰めされてました。
引越し屋さんの、凄まじい勢いに圧倒されて、当日は部屋の角で赤ちゃんを抱いて立ってるだけでしたが
みなさまの体験談をもっと早く聞けば良かったと、後悔です。
10年で8回の引っ越し必殺技
毎回見積もり時はバッチリメイクで望んでます。
そのせいかはわかりませんが最初の見積り10万以上の引っ越し代を2万位にしてくれ、見積りするとくれるお米等も3倍程くれますよ。
値切り交渉は苦手なので可愛く『どおしよぉ。』と一言です。
まとめ
今回は、転勤族の引っ越し体験やアドバイスを見てきました。
仕事の都合で、引っ越しをせざるを得ない場合がある一家も少なくありません。
そのように、引っ越し回数が多い人たちが、どのような経験をして、どんなノウハウがあるのかを知れば、自分の引っ越しにも役立つことでしょう。