引っ越しはただでさえ大変なものですが、様々な事情で年末年始に引っ越しをしなければいけないというケースもあります。
時間的にも、金銭的にも負担が多い時期ですので、そこに引っ越しが重なると、物理的にも精神的にも疲弊してしまうものです。
また、引っ越し業者にとってもレアなケースですので、気をつけなければいけないことは決して少なくありません。
そこで今回は、年末年始の引っ越しで注意すべきことは?ということなどを見ていきます。
引っ越し業者の手配
年末年始は、引っ越し業者も引っ越し自体がなければ休業となります。
そのため、年末年始に引っ越しが決まったら、一刻も早く引っ越し業者を手配する必要があります。
ギリギリになってから手配しようとしても、人員などが揃わない状況になっている場合は断られてしまうことも。
引っ越しする側も、特殊な事情があって年末年始に引っ越しをするということになったのでしょうから、1~2ヶ月前に予約できれば良いのですが、中々難しい場合もあるでしょう。
しかし、急な引っ越しであっても、引っ越し日まで1ヶ月を切ると予約は難しくなります。
そのため、何をおいてもまず引っ越し業者を選定することにしましょう。
また、特殊な時期の引っ越しになりますので、数撃ち当たるの精神で、ネットの引っ越し業者一括見積りなどのサイトで、一気に見積依頼をすると良いでしょう。
時期的に、その期間でもメールの返信や電話がかけてくる引っ越し業者は、年末年始の引っ越し依頼も対応できる場合が多いといえます。
また、折り返しの連絡をしていた業者には、1日も早く見積もりをしてもらいましょう。
あまり選んでいる時間はないので、3社くらいに絞って見積もりをとるのが得策です。
年末年始引っ越しの料金
年末年始の引っ越しの場合、業者の料金も割増しになるケースが多いので注意しましょう。
良くある料金体系では、年末年始は最低でも10%増しは確実です。
20%増しという業者もありますので、あまり高いようなら交渉するのも1つの手ですね。
そのため、見積の際には割増料金があるかどうかを、しっかり確認する必要があります。
引っ越し業者の中には、当日現金払いというところも少なくないので、現金が不足すると面倒ですから注意して下さい。
コストを抑えたい場合は、徹底的に断捨離をして荷物を少しでも減らすしか方法はありません。
ゴミ収集の計画
引っ越しではどうしてもゴミが出てしまいますね。
最近では特に断捨離と称して、不用品をどんどん減らしていこうという傾向もあります。
しかし、年末年始の場合は、ゴミ収集が普段とは全く違っていたりします。
また、年末年始にはほとんど稼働していない状態です。
そのため、年末年始のゴミ収集スケジュールを確認し、計画的にゴミを捨てていくようにしましょう。
できれば、次の居宅にはゴミを持ち込まずに済むように、細かく計画を立てることが必要になります。
ライフラインの手続き
電気、ガス、水道、インターネットなど、ライフラインの手続きは必須です。
年末年始に休業する場合もありますので、早めに連絡して予約の手続きをしましょう。
特にインターネットに関しては、工事が1ヶ月街というケースが少なくありませんので、できる限り早く手続する必要があります。
少しでも予約が遅れると、年末年始にインターネットがないという事態になり兼ねません。
もし、どうしてもその時期にネット環境を整えた御場合は、工事いらずのエアーWi-Fiに切り替えるのも1つの手ですね。
周辺環境への配慮
引っ越しは、周囲に居住している人たちとっては、迷惑なものです。
道はトラックでふさがれていたり、物を運ぶ音や声なども時に騒音にもなります。
特に年末年始は、ゆっくり静かに生活を送りたいと考えている人も少なくないでしょうから、近隣に対する配慮が必要です。
とはいえ、年末年始の多忙な時に、挨拶に伺うというのも失礼になる場合もあるので、せめて3が日が終わるまでは控えておきましょう。
騒音などについては、引っ越し時間を調整して少しでも迷惑にならないような配慮をして下さい。
近隣トラブルは、後々まで生活に影響を与えるので気をつけましょう。
天候と交通状況
年末年始の引っ越しでは、ある程度の交通距離と、外にいる時間などを考慮しておく必要があります。
雪などで交通状況が悪くなる場合もありますので、自身の自動車などはしっかりスタッドレスタイヤに変えておきましょう。
また、部屋もすぐに暖房器具を用意できない場合もありますので、防寒具などもシッカリ用意しておいて下さい。
引っ越しがキッカケで、風邪をひいたりしないように注意しましょう。
まとめ
今回は、年末年始の引っ越しで注意すべきことは?ということなどを見てきました。
年末年始に引っ越しをするというのは、かなり特殊なことといえるでしょう。
そのため、縦鼻は万端に進めていくことが大事になってきます。
しっかり計画を立てて、速やかに引っ越しを終えるようにしましょう。