最近では、引越し業者の悪いニュースが巷を騒がせています。
そうなってくると、ネットなどで引越し業者の評判や口コミを見てしまうものですね。
ですが、残念ながら評判や口コミほどあてにならないものはありません。
そこで今回は引越し業者に関する評判や口コミはあてになる?選択の基準は?などの情報をお伝えしていきます。
引越し業者の評判や口コミはあてにならない
引越しには多くの労力と金銭がかかります。
荷物を卒なく運び、気持ち良く終えたいのは誰もが望むことでしょう。
そのためには、どの引越し業者を選ぶべきなのかを熟慮しなくてはなりません。
しかし、引越しはリピートするものではありませんので、選ぶ基準というものが分かりませんよね。
そうなると、ネットなどの情報をあてにするしかありません。
引越しに限らず、最近ではどんな業態であっても、評判や口コミなどをネットで調べる時代ですが、実のところこれが全くあてにならないということを知っていたでしょうか。
最近の評判や口コミは基本的にサクラや自演がほとんどなのです。
その上、引越し業者の場合は、当日のスタッフ次第で変わってきますので、その他の業態よりも数段評判や口コミはあてになりません。
基本的に引越し業者は、たとえ大手であっても作業スタッフは「社員」+「アルバイト(派遣バイト)」ですので、誰に当たるかということで評判や口コミは大きく変わるのです。
酷い時には、アルバイトや派遣だけのチームで来るといったこともあるのです。
特に繁忙期には要注意です。
繁忙期になると、引越し業者は完全な人手不足ですので、その日が初めての引っ越し作業という派遣バイトが多いチームもあるほどです。
これが実態ですので、本来であれば良い評判や口コミが”多い”場合は疑った方が良いと言えるのです。
何を選択の基準にすべき?
そうなってくると、一体何を基準に引越し業者を選択すれば良いのか分からなくなりますよね。
ですが、少なくとも確証のない具体性に欠いた口コミなどは信用しない方が良いでしょう。
こうした場合は、思い切って料金の相違などだけで判断するしかないと言えます。
もしくは営業担当の質を見比べるというのも1つの手です。
基本的に引越し業者の場合、作業員はアルバイトや派遣が多いのですが、営業職は社員であるケースがほとんどです。
そういう意味でも、最初に出会う引越し業者の顔ともいえる存在ですので、選択の基準に加えても良いでしょう。
営業担当者は、作業員よりも会社での地位は上であり、担当した件の最終責任者とも言える存在です。
良い営業担当者かどうかと言うことと、料金だけを見て決めるのが妥当と言えるかも知れません。
見積もり一括サイトで選択
価格で決めると言うことになると、個別に連絡して確認しても良いのですが、やはり便利なのは見積もり一括サイトを利用すると良いでしょう。
もちろん、サイトを見ただけでは詳細な価格は分かりませんが、色々な業者から一括で見積もりを取ることが出来るので便利です。
基本的にはサイトで申し込むと、各引越し業者から連絡がきて後日営業が来るというシステムです。
とは言え、連絡が来た業者全てと会うのは大変ですよね。
そこで、まずは絞り込むことが大事ですが、1つの目安として、メールで返事をしてくるところではなく、電話で連絡してくる業者にしましょう。
その後は、電話の対応が良かった業者を3社ほどに絞り、営業と会うと良いでしょう。
見積もりを取った後、価格と営業の質などで最終的に選択します。
安いと言うだけでは、良い引越しは出来ないので、決定要素は複数にした方が確実です。
それでも、「安ければ安いほど良い」と考えている方は、引越し専門業者以外から選べば安価にすることが出来ます。
しかし、安いと言うことは「それなりの引越し」であると考えておきましょう。
結局どこの業者が良いの?
では、結局どこの引越し業者が良いのでしょうか?
それぞれの特徴で見ていくことにしましょう。
価格を考えずに良い引越しを望む場合は、やはり大手の「アート引越しセンター」「アーク引越しセンター」などになります。
「サカイ引越しセンター」も大手ですが、上記2社と比較すると後発の会社ですので、ノウハウなどに若干の相違が出ます。
「アリさんマークの引越し社」や「ハート引越しセンター」などは、価格も質も中間値あると考えて良いでしょう。
「日通」は比較的安いのですが、引越し1本の営業形態ではないので、質にムラがあります。
「ヤマトホームコンビニエンス」などは小規模の引越しにピッタリです。
とにかく「安さしか求めない」と言う人は、「赤帽」などが良いのですが、質は全く見込めないと言うことは頭に入れておきましょう。
まとめ
今回は引越し業者に関する評判や口コミはあてになる?選択の基準は?などの情報をお伝えしました。
ネットなどでの評判や口コミと言うのは、あまり信用出来ないのは意外だったのではないでしょうか。
選択の基準は自分自身が何を求めるのかということを念頭に決めると間違いありません。