引っ越しして新しい家や賃貸物件にロフトがあるケースが増えてきましたね。
賃貸物件でも多くなってきたロフト付きの部屋なのですが、一見便利なようでどう使えば良いか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
せっかくのロフトも使い方次第では手に余るものになってきます。
今回はロフトの良いところや悪いところを把握しながら上手な使い方が出来る方法を調査していきます。
目次
ロフトとは?
引っ越しするならロフト付きの部屋が良いと言う人が最近多いのではないでしょうか。
ロフトとはいわゆる「屋根裏部屋」の意です。
建築基準法では居住スペースとはなっていません。
飽くまで物置的な使用が本来の目的であるスペースと言えます。
またロフトを作る際の明確な基準があり「はしごが固定していない」、「天井は1.4m以下」、「ロフトはロフトのある部屋の1/2の面積であること」などです。
ロフトのメリットとデメリット
メリットは?
では、ロフトがあることで得られるメリットとは何でしょう。
何と言っても1番のメリットは使い方によらず、広いスペースを確保出来ることです。
居住スペースではないと言っても、もう1つ部屋があるようなものですので、当然広く使う事が可能です。
部屋が広く見えることも大きなメリットです。
ロフトがある部屋は基本的に天井が通常よりもかなり高くなります。
天井が高いことで部屋は思ったより広く感じるのです。
それだけではなく、ロフトがあることで部屋のスペースが増えて見えるので広く感じる訳です。
おしゃれな部屋に見えることも大事なメリットの1つです。
ロフトが流行り出したのは最近のことですので、ロフトがついた部屋はそれなりにおしゃれに見えるものです。
もちろん、どんな使い方をするかで更におしゃれにすることが出来ます。
冬は暖かいと言うのも大きなメリットです。
空気は熱いと上部に上がっていくので、寒さが少なくなります。
また、下階に部屋がある場合、生活拠点をロフトにすれば生活音を気にしなくて良いと言うメリットもありますね。
デメリットは?
では、逆にデメリットはどんなものがあるでしょうか。
デメリットの1番は、何と言っても上り下りが面倒と言うことに尽きるでしょう。
荷物を持って上がることも大変ですし、急ぎの場合や体調不良、夜中の暗い場合の上り下りもかなり危険で大変です。
特に腹痛の時や高熱がある状態で上り下りするのはかなり危険と言わざるを得ないでしょう。
掃除が大変と言うのも外せないデメリットです。
中々掃除機を持って上がることが出来ないのも問題です。
そのために、ハンディ掃除機などを買わないといけないのは経済的負担です。
上階がある場合、生活音がかなり気になると言えます。
もし、寝室にした場合はかなり辛いものがあるかも知れません。
更に暖かい空気が上部にいくせいで夏はかなり暑いかも知れません。
たまたま冷房が高い位置にあり、ロフトに向いていればまだマシかも知れません。
ロフトはどう使う?
では、ロフトはどのように使うと良いのでしょうか。
寝室にする
居住空間ではないと決められているロフトですが、1番多い使い方は寝室ではないでしょうか。
ですが、1.4m以下ですのでベッドをそのまま上げても使うことは難しいでしょう。
そこで薄めのマットでベッドもどきを作りましょう。
但し、夏は暑くなる可能性が高いので、効率良くクーラーを利かせるために扇風機などで冷たい空気を上手にコントロールする必要があります。
そうしないと、かなり寝苦しい夜を過ごさなければならなくなります。
書斎や勉強・仕事部屋にする
食事や休む場所と同じ場所で勉強や仕事などをすると、メリハリがなくダラダラしてしまいます。
そこで、ロフトを勉強・仕事部屋もしくは書斎にすると集中出来て良いかも知れませんね。
いわゆる生活空間と違った環境だからこそ可能なことです。
これもロフトならでは、お得な使い方と言えるでしょう。
荷物置きにする
家を建てた場合はともかく、普通に引っ越しした先にロフトがあった場合、荷物置きに使うのも良いでしょう。
引っ越した先に収納部分が多いとは限りません。
ましてや、マンションやアパートの場合は極めて収納が少ないケースが圧倒的です。
そこで、ロフトの元々の使いみちである荷物置きにすれば、それだけ部屋を居住生活空間を広く確保出来ます。
もちろん、収納も最低限の荷物を詰めるだけですので、余裕をもって使えます。
少しでも居住空間を広げるため、ロフトを上手に荷物置きとして利用出来ればかなり快適に生活が出来るでしょう。
まとめ
今回はロフトの良いところや悪いところを把握しながら上手な使い方が出来る方法を調査しました。
引っ越しをすると新しい家や賃貸物件にロフトがあるケースが増えてきましたね。
賃貸物件でも多くなってきたロフト付きの部屋なのですが、一見便利なようでどう使えば良いか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
せっかくのロフトも使い方次第では手に余るものになってきます。
ここで紹介したメリットやデメリットを念頭に上手な使いみちを模索しましょう。