荷物が少なければ出来る限り自分でやった方が得な引っ越しですが、少しでも荷物が多ければ肉体的&精神的疲労を考え、引っ越し業者に依頼するのが利口と言えます。
ですが、昨今は引っ越し業者も実に多くの企業が出てきており、選択する際の基準もないので中々大変なものがあります。
ただ、そうは言ってもそれぞれに特色と言うものがあるので、「どこがいい」と言うよりも「どこが自分のニーズに合うのか」で業者をチョイス出来ます。
今回は引っ越し業者色々あるけど一体どこを選んだらいい?などの情報を調査していきます。
目次
引っ越し業者の特色
一口に引っ越し業者と言っても様々なパターンがあります。
1、最初から引っ越し専門の老舗
2、大手運送会社がサイドビジネスとして始めたところ
3、中小運送会社がサイドビジネスで始めたところ
4、後発の引っ越し専門店
大きく分けるとこの4つになります。
1などは「0123」、「0003」など特徴的な電話番号で知られているところですね。
ここら辺は最早引っ越し業界では大手と言えます。
2は宅配部門なども持つ有名な運送会社が引っ越しにまで手を伸ばしたケースです。
3は地元民が知っているか知っていないかギリギリのラインにあるような中小運送会社が始めたケースです。
後発の引っ越し専門会社は動物系の名前を冠しているようなところが多いですね。
それぞれの特徴とは?
1、最初から引っ越し専門の老舗
老舗と言って良い引っ越し専門会社の最大の特徴はやはり引っ越しのノウハウがしっかりしていると言う事につきます。
また、次々と新しいノウハウが誕生もしています。
現在の引っ越しで特徴的な「全部お任せ」と言うスタイルを作ったのもこうした専門老舗です。
様々な専門資材も揃っており安心して引っ越しを任せられると言えます。
ですが、当然ながらそのノウハウに支払う金額は他の比ではありません。
2、大手運送会社がサイドビジネスとして始めたところ
大手運送会社が始めた引っ越しは後発と言う事や、運送から引っ越しに回った人材がほとんどと言う事が大きなデメリットです。
ですが、運ぶと言う事についてはプロです。
また、日々全国に荷物が行きかっていますので、荷物を相乗りさせることで安価にすることが出来ます。
また、後発と言えど、大手の運送なので徐々にそのノウハウは引っ越し専門に近付きつつあります。
とは言え、まだまだの印象が強いのですが少なくとも会社の名前が傷付いてもイイと言う考えは持っていませんので、料金と安全、安心を天秤にかけてもギリギリ何とか及第点と言う事が言えるでしょう。
3、中小運送会社がサイドビジネスで始めたところ
中傷の運送会社が引っ越しを始めたケースでは専門資材などが揃っていないケースが多いと言えます。
しかし、ノウハウにおいては意外と老舗専門店と同じものを持っているところが多いのです。
と言うのも、中小の運送会社はその昔、引っ越し会社にトラックとドライバーをセットで貸し出していたからなのです。
ですので、少しずつ行く度にノウハウを盗んできているケースが多く、引っ越しについての知識は大手よりも数段上かも知れません。
但し資金力の面で追いつかないので、充分な専門資材を抱えていないと言う事は考えられます。
その為、中小運送だから安いだろうと思っていると意外に高額だったりするケースもあります。
4、後発の引っ越し専門店
後発の引っ越し専門店は意外にメリットが少ないかも知れません。
と言うのも、中小運送の様に少なくともノウハウだけはあると言う状態でもなく、専門資材もないと言うのが現状だからです。
こうした会社は、運送一本でいくか、引っ越し専門にするか、混合でやるか、悩んだ末引っ越し専門を選択したに過ぎず、余程他の老舗引っ越し会社から良い人材を多く引き抜いたりしていない限り「良い引っ越し」をする事は難しいと言えます。
間違ったノウハウでただ実績を積み上げているに過ぎず、評価は大きく分かれると言って良いでしょう。
ではどの引っ越し業者を選ぶべきか?
これについては「どこ」と決定付けるのは困難です。
飽くまでメリット、デメリットを推し量り、自身の引っ越しに必要なものは何かを考え、それに則した業者を選択すると言う事が大切です。
引っ越し先が新居だったり、婚礼の荷物入れなどの場合は料金は考えず老舗専門業者に頼むのが大正解と言えます。
価格の安さだけを考えれば大手運送会社に依頼する事も決して間違ってはいません。
もちろん、残り2つのケースにおいてもそれぞれメリット、デメリットがあるのでそうしたことを慎重に考え選択する様にしましょう。
まとめ
今回は引っ越し業者色々あるけど一体どこを選んだらいい?などの情報を調査しました。
引っ越し業社は実に様々なところがあるのですが、一概にここが1番!と言える要素はどこにもありません。
引っ越しも自身の個性や都合に合わせて選択するのが間違いのない方法論です。
安ければいい、上手ければいいと単純に割り切れるものではないと言う事を頭に入れておきましょう。