引越しと言えばファミリーと言うイメージがある人も多いかもしれませんが、
回数的な所で言うと単身の時の方が多いと言う人もいるかもしれません。
単身での引越しは荷物も少なく自分一人なので動きやすいですよね。
特に遠方の大学など入学することになり一人暮らしを始める、
また就職などが決まり同じように一人暮らしを始める、
このようなタイミングで単身引越しを行うケースが多いかもしれません。
ここではそんな単身の引越しについてお話ししたいと思います。
ファミリーの引越しだと荷物も多いし、トラックも大きなトラックを使うからだいたいいくらぐらいかは想像がつくけど、単身は荷物が少ないからいまいち良く分からない人も多いと思います。
例えば家族の引越しに比べて荷物が4分の1ぐらいの荷物量だと、
値段もその引越しの4分の1ぐらいと考えていていいの?
などの疑問も出てくるかと思います。
その辺りの料金や見積もりの際のポイントなどもお話ししていきたいと思います。
単身引越しの仕組み
引越しはトラック1台に作業員が2名で行います。よっぽど荷物が小さくて少ない場合には1名での作業もあるかもしれませんが、通常は2名での作業になります。
例えば家族の引越しの場合には多くの場合が2トン車が2台、3台分ぐらいの荷物量になることが多いのですが、稀に荷物が少ない方の場合、1台で収まるケースもあるかもしれません。
一方単身の場合は1台あれば荷物が全部乗り切るケースがほとんどです。もちろん家族並みの間取りに住んでいてそれなりに家具などもあれば単身といえども1台では収まりませんが、ほとんどの場合収まることが多いですよね。
1台で収まるどころか単身で荷物の少ない引越しの場合、2トン車で半分ぐらいの荷物にしかならないこともあるかと思います。
ではトラック半分ぐらいの荷物だと、1台分の特の料金の半分料金で済むのかと言うと多くの業者の場合そうはなりません。
多少の値引きはあったとしてもそんなに大きく変わらないことがあります。
これは、トラック1台に2名の作業員が必要なのは同じだから荷物量が多少少なくても1台分の料金は掛かりますよ、と言う考え方であるからなのですね。
これが引越し業者の単身引越しの際の値段の付け方なのです。
ただ中には違う考え方の業者もいます。
荷物が半分であれば値段も半分でいいですよ、と言う業者です
このような場合には、荷物が少なければその分早く追われる為に、
もう1件別な引越しをすることが出来るということで安く出来るということです。
どちらが良いのかは判断が難しいところですが、
やはり少しでも安い方が良いのであればこのように荷物量に応じて値段をディスカウントしてくれる考えの業者の方が良いかもしれませんね。
ただ1日に何件もこなすような引越し業者の場合、時間に焦っていて作業が荒っぽく雑であることも多いのでその辺りには注意をしておく必要があります。
単身の引越しを安くするためには
単身の引越しを安くする為には1つ方法があります。
それは「午後からの便を選択する」ということです。
多くの引越し業者の場合、
一般的には1つのチームで朝からの午前便と昼からの午後便と1日に2件の引越しを行うスケジュールになっています。
ここで問題です、
「午前と午後の引越しはどちらの方が人気が高いのでしょうか?」
そう、これは言うまでも無く「午前便」です。
朝からの引越しの方が、圧倒的に人気が高いです。
そして午前便の方が人気が高い為値段設定も高く、
午後からの方が人気が無い分安くなりやすいのです。
単身の引越しの場合は、この「午後便」を選ぶことで安くすることが出来ます。
もちろんファミリーの引越しであっても午後からの便にすれば値段は下がることが多いです。ですがファミリーの引越しにおいては絶対に午後便はお勧めできません。
午後便がなぜ人気が無いのか、
それは「午前便が終わってから来る便」であるからなのです。
1件目が終わった2件目だということです。
言い方を変えると
「前の便が終わらなければ待たなければならない」ということです。
何時から始まると決めることが出来ない便だからなんですね。
単身の引越しで荷物が少なければ短時間で引越しは終わるので、
例えば午後からでも少々遅れても日が暮れるまでには十分終えることが出来ます。
ただファミリーの引越しでしっかり荷物がある場合にはやはりしっかり半日以上の作業時間が掛かることがほとんどです。午後からの便でもし開始が遅くなったりすると終わったらもう真っ暗の夜だったと言う話も珍しくありません。
単身の引越しであればこのように午後からの便を狙うことで引越し料金を安くする方法もあります。
荷物が少ない引越しだからこそ少しでも安くお得に引越しをしたいものですよね。色々と引越し業者さんにも相談して格安な引越しを実現して見て下さい。