荷造りも完璧、
面倒な手続きなども完璧、
これで当日後は作業員さんにお任せするだけだ!
と思っていたのも束の間、当日になって問題が続出した…なんて経験がある人もいると思います。
実は引越しの当日にも、当日ならではのことが多くあります。
当日に行うことだけに事前に気が付きにくくその場になって初めて気が付くことが多いのですが、その場になって気が付いたようでは遅いことが多いのものこの「引越し当日」の特徴でもあるのです。
引越しをスムーズに終わらせるための最後の仕上げとも言えるこの当日のポイントについてもここでお話ししておきます。
この記事を読むことで、引越し当日に困ったことが起こらないようにして下さいね。
意外と抜けがちな当日のポイント
その① 移動手段
事前準備は非常に重要でもちろんしっかりと計画を立てて実行することは大切なことなのですが、そればかりに意識を取られて引越し当日のことを考えておくことが抜けてしまっていることがあります。
そんな抜けがちなことのまず1つ目が、「移動手段」です。
引越し元から新居までの移動に関することです。
これは人によって様々だと思います。
荷物の積み込みが終わったら自家用車で移動することもあれば、すぐ近くなので自転車で行くということもあるのでしょう。
電車やバスなどを使うこともあるとは思いますが、
この移動手段で問題が無いかを考えているかどうかです。
車などで移動する場合にはあまり問題にはならないかもしれませんが、
電車などの場合、乗換えや乗り継ぎなどが発生し、移動に非常に時間が掛かるケースも考えられます。
それぞれその土地の交通の便によってあらゆるケースが想定できるのですが、
例えば極端に言うと、車だと最短ルートで1時間ほどの時間で到着するのに対して、電車だと迂回して迂回して行く必要があったり、またそこからバスに乗り換えたりしなくてはいけなかったりで、その2倍や3倍の時間が掛かるケースがあるということです。
このケースで考えられるのは、引越し業者が到着してから1時間以上たってから自分も到着するということです。
カギなどを預けておいても、本人不在の状況では作業を中断して本人の到着を待つことになります。
カギなどを預けておいて本人がまだの状況でも先に作業だけ始めておいてほしいとお願いしても、ほとんどの場合、本人不在の状況では万が一何かあってはならない為、作業は中断して本人の到着を待つということになります。
まだこの程度の時間の差であればマシなのですが、場合のよっては近隣の他府県だけではなく、遠方への引越しなどの場合にはより慎重に考えなくてはいけません。
遠方の長距離での引越しなどの場合には日をまたいで引越しが行われるケースがほとんどです。なのでしっかりと引越し業者さんと打ち合わせをして時間的な部分の調整をしておくことが大事です。
早く終わらせたい気持ちばかりが焦って無理のあるスケジュールでは中々うまく行きません。
例えば自分が移動するのが難しい場合などでは、
引越し先、引越し元、それぞれに人がいるような体制を取ることが重要です。
そうすればタイムラグも発生せずに引越し業者も到着後すぐに作業を始めることが出来るのでスムーズに終えることが出来ます。
意外と抜けがちな当日のポイント
その② 引き渡し、鍵渡し
こちらも抜けがちなのが、引き渡しや鍵渡しなどです。
もちろんそれ自体があることは分かっている人が多いのですが、実はこれらが引越しに影響することを知っている人は少ないです。
荷物を全て積み込みさぁ出発、
とその前に最後に引き渡しを行うケースは多いです。
じゃあ引き渡しをしようと、荷物を全て積み込んだことを不動産屋さんに連絡することになるのですが、問題はすぐにこの引き渡しが行うことが出来るかどうかです。
連絡してからすぐに来てくれるとは限らないのです。
相手にも都合があるわけですから電話したらすぐに来てくれるとは限りません。ですので予め何時頃には引き渡しが出来そうだということを伝えておくことがスムーズに引き渡しをする為のポイントです。
そしてこれは新居における鍵渡しについても同様のことが言えます。
新居に到着し、さぁ早速荷物の搬入だと思っても、
肝心の家の鍵がなければ運びこむことは出来ません。
この場合でも着いてから連絡するのではなく、おおよその時間が分かるようであれば事前に伝えておいてスムーズにいけるようスタンバイしておいて貰うことが大切です。
これらはちょっとしたことではあるのですが、事前に気が付くかどうかで当日の作業の段取りが全然変わって来ます。
全てがその場その場で場当たり的に行う引越しと、事前に段取りをしておくスムーズな引越し、あなたももちろんスムーズな引越しにしたいと思うはずです。
引越しの当日になって気が付くようではすでに遅いケースも多々あります。
当日に考えられることを想定して事前に段取りを組んでおきましょう。
この記事を読んだあなたは当日になって慌てなくて済むように、しっかりと準備をして当日はゆったりとした気分で作業員さんをお迎えするようにしましょうね。