友人や家族、親戚やその他近しい人が引っ越しや新築などのお祝いは色々と悩みどころが多いと言えます。
現代では家から家、賃貸から家だけではなくマンションの分譲なども当たり前になっています。
また、個人経営などの店や中小企業も多く、オープン祝いや開業祝いなども付きまとってきます。
今回は引っ越し祝いや新築祝いの相場はどれだけ?引っ越し祝いは必要?などの情報を調べていきます。
目次
引っ越し祝いは必要?
近しい人や家族や友人などが引っ越しした場合、引っ越し祝いと言うものはいるのでしょうか。
20代などの若い年齢ならともかく、30歳を過ぎた人にとっては社会的な立場から言っても引っ越し祝いなどは必要なものとなるでしょう。
ただ、この引っ越し祝いと言うものは余程近しい関係でない限り、目下の人が目上の人に贈る性質のないものです。
新築祝いなどの場合、近しい人であれば何らかのものを贈ることは必要になります。
相手や条件次第ではお祝いの有無が変ってくると言う事ですね。
引っ越し祝いや新築祝いの相場はどれだけ?
単純に比較すると、関係性にもよりますが知人、友人、職場の同僚なら5000円から1万円ほどで充分です。
家族や親戚となれば、やはり1万円から3万円程度のお祝いが良いと言えます。
近しい関係の年上が相手の場合は、引っ越し祝いはともかく新築祝いなどの場合は1万円前後の胡蝶蘭などを贈っておく程度が無難です。
何を贈るのか、幾らにすべきかは自分自身の相手を思う気持ち次第で構わないでしょう。
飽くまで、最低ライン~最高ラインの中でなら決まりは特にありません。
ただ、相手も「お返し」をする大変さや引っ越しなどで何かと入用ですから、金券や現金が一番喜ばれるでしょう。
新築祝いの場合、兄弟などの家族の場合は3万円~5万円、親戚や友人・知人、職場の同僚などは1万円~3万円が妥当です。
ちなみにマンションに引っ越す場合でも、新築分譲などの場合は「新築祝い」で構わないでしょう。
熨斗は紅白・蝶結びのものを使う
引っ越し祝いや新築祝は蝶結びの熨斗で良しとされています。
表書きは「祝ご(御)新築」、「御新築祝」、「御引越祝」などで構いません。
中袋の裏側には住所と名前をキチンと書いておきましょう。
出来れば金額も書いておくのが礼儀ですね。
品物を贈りたい場合は?
それでも品物を贈りたい場合は、出来る限りノーマルで沢山あっても良いものを贈りましょう。
自分の趣味に走ってしまうプレゼントは良くありません。
また「切る、貼る、掛ける」と言った作業が必要なものは避け、「火や水、光」などに関するものも控えた方が良いでしょう。
タオルなどは趣味と合わなくても、更にいくつあっても構わないものが一番かも知れませんね。
企業や店などの引っ越しやオープンには?
企業や店などの引っ越しの場合は、「移転祝」などとします。
また、開業や設立などに伴う場合は「開業祝」、「開店祝」、「オープン祝」などとして送ります。
こちらは余程親しい間柄でない限り、それほどの高額なものを贈る必要はありません。
こうしたケースでは、1万円前後の胡蝶蘭の鉢植え、観葉植物などが無難です。
とにかく大物は避け、小ぶりのもの贈るように心がけましょう。
独り善がりは絶対禁止!
お祝いなどは親しい仲の者同士がやり取りするだけではなく、社交辞令的要素も強いものです。
仮に近い関係である相手であっても、「自分が良いと思うものを相手も良いと思っている訳ではない」と言う事を忘れずにいましょう。
ただの引っ越し祝いにせよ、新築祝いにせよ、その前後には「引っ越し」と言う大変な一大イベントがあるのです。
金銭的にも心身的にも疲弊し切った状態の中で渡すので、より神経を遣って贈ることが望まれます。
引っ越しや新築などにはお金が思っている以上にかかっていますので、やはり現金や金券を贈られると嬉しいものだと言う事はシッカリ念頭に入れておきましょう。
お返しの相場も考えよう
金券やお金は貰う方にとって非常に有難いものですが、お返しを考えると沢山贈ればイイと言うものでもありません。
お返しの相場を考えて贈る事も大切です。
引っ越し祝いや新築祝いの場合、お返しの相場は約3割です。
3万円のお祝いなら、1万円のお返しと言うことになります。
当然高額なお祝いを贈れば贈るほど、相手は高いお返しをしなければなりません。
こうした後々の事まで考えた上で、相手に負担がなく喜ばれるお祝いにすることが大切ですね。
まとめ
今回は引っ越し祝いや新築祝いの相場はどれだけ?引っ越し祝いは必要?などの情報を調べてみました。
引っ越し祝いや新築祝いなどは中々相場が判らず難しいところですが、ここでご紹介した事をヒントに贈れば間違いないでしょう。
常に相手の側に立ってお祝いなどもしたいところですね。
しかし、円滑に物事を運ぶ為には対人関係が非常に大きな影響を及ぼしますので、こうした機会はむしろ歓迎すべき事なのかも知れません。