引っ越しを引っ越し業者に依頼せず、自分達だけでやるとなると友人、知人、家族、会社関係者など色々な人が手伝ってくれる可能性があります。
引っ越しを手伝ってもらったなら、当然のことながらそれなりの御礼はしなくてはいけません。
下手をすれば引っ越しを手伝ってもらった事で人間関係が壊れてしまう事も否めません。
今回は引っ越しを手伝ってくれた人の御礼はどの程度が適当?などの情報を調査していきます。
目次
引っ越し手伝いの御礼はやはりお金?
引っ越しの御礼としては、やはりお金や金券などが一番喜ばれます。
ですが、関係性によっては中々難しい面もあります。
引っ越しの手伝いは「友人・知人」、「親」、「兄妹」、「親戚」、「会社の部下」、「会社の同僚」、「会社の上司」と言った人達が手伝いに参加してくれる可能性があります。
友人・知人
友人・知人の場合は5,000円で問題ありません。日を換えて御礼の食事会などを催した方が仲が深まって良いのではないでしょうか。
親
親の場合は5,000円から1万円ですが、基本的には受け取らないのではないかと見られます。
こうした時は、商品券5000円分程度にして渡すと受け取り易いかも知れません。
兄妹
兄妹の場合は、年齢もありますし、自身よりも上か下かで変わります。小学校高学年から中学3年までは3,000円程度で良いでしょう。それ以上の場合は年下なら1万円、年上なら5,000円にしておきましょう。
上も下もいてどちらも来た場合は、金額を合わせるようにしましょう。
親戚
余程近くに住んでいると言ったことがない限りは親戚が引っ越しの手伝いに来るとは思えませんが、来た場合には御礼5,000円、交通費5,000円と言う感じで渡すのがベストでしょう。
会社の部下
会社の部下には気を遣ってあげましょう。そこでやはり10,000円ほど渡すのが無難だと言えます。
後々の仕事の付き合いも考えると「ケチ」と思われるのはマイナスと言えます。
会社の同僚
会社の同僚は一番気軽かも知れませんが、「親しき仲にも礼儀あり」と言うことで5,000円+ビール券や商品券などで大丈夫です。
会社の上司
何と言っても、最も気を遣うのが会社の上司です。お金を渡すのも微妙に失礼ですし、何もしない訳にもいきません。無難なところでは日本酒、ブランデーなどのお酒類(箱詰め)と商品券5,000円分位が受け取り易いところです。
最悪商品券を拒否されても5,000円相当のお酒を持っていってもらえれば、何とか義理は果たせます。
御礼のタイミング
御礼のタイミングですが、先にやるのは絶対にダメです。
先に渡すとまるで「お金分働け」と言われているような気分になります。
また、当日急に来れないなどとなった時に、渡されたものを返すと言う気まずい行為をしなければなりません。
先に渡すと言うことは、相手の行動などを制限することになるので止めておきましょう。
後日御礼をするのも良く有りません。
こうした御礼は間髪入れずにやっておくのが社会通念上においても好ましいと言えます。
当日何も御礼をせず帰してしまった場合、「会社の同僚や先輩、部下達」などは御礼もないなんて信じられないと陰口を言うケースもあり得ます。
その上で、後日御礼をすると「誰かが言ったから御礼してるんだな」と痛くもない腹を探られるようなものです。
やはり御礼は当日、しかもその人が帰る際に渡すのが極めて常識的でしょう。
当日の打ち上げや食事会はしない方が良い
良く御礼替わりにと引っ越しが終わった後に打ち上げや食事会をすると言うケースがあります。
ですが、これは迷惑以外のなにものでもありません。
特に引っ越しを手伝って疲れているのですから、少しでも休養を取ってもらう意味でも当日には何もしないようにしましょう。
帰り際に御礼と一緒に飲み物やお菓子などを渡して帰ってもらうのがベストです。
自分自身も疲労の真っ只中なのですから、食事会などは後日に回しましょう。
出来れば全員を呼ぶのではなく、カテゴリー分けして順番に来てもらうといいですね。
仕事関係者は、仕事帰りにどこかでご馳走でもするだけで事足ります。
どんな引っ越しになるかはケースバイケースですが所帯持ちの引っ越しであれば午前中から昼を跨いで午後にまで及ぶでしょう。
その間に飲むドリンクやお昼の弁当などを人数分注文して買っておきましょう。
少し手厚いくらいですが、先の人間関係を考えるとやはりこうした事はキチンとしておいた方が良いでしょう。
まとめ
今回は引っ越しを手伝ってくれた人の御礼はどの程度が適当?などの情報を調査しました。
引っ越しを引っ越し業者に依頼せず、自分達だけでやるとなると友人、知人、家族、会社関係者など色々な人が手伝ってくれる可能性があります。
引っ越しを手伝ってもらったなら、当然のことながらそれなりの御礼はしなくてはいけません。
下手をすれば引っ越しを手伝ってもらった事で人間関係が壊れてしまう事も否めません。
手伝ってもらうにせよ、相手に対して最低限の礼儀は尽くしましょう。