長距離の引越しと言うと転勤や転校にともなって、
というイメージはありますが、
実際に長距離の引越しの経験が多い人はそう多くは無いと思います。
ですからあまり長距離の引越しの仕組みなどについては知られておらず、
料金などもそうですが、
特にスケジュール的な部分の段取りなど、どうなるんだろう?
と疑問に思うことは多いと思います。
長距離の引越しに関しては以下のページでも、
基本的な事を説明していますが、
イマイチ分かりにくい長距離の引越しについて、
ここでは少し具体的にお話していきます。
長距離の引越しでは
一口に長距離の引越しといっても、
家族の人数などによって荷物の量も違いますし、
荷物の量が違うことで段取り的な部分も大きく変わってきます。
大きく分けると長距離の引越しは2つのパターンに分ける事が出来ますので、
ここで簡単にそのパターンごとの説明をしておきます。
チャーター便
その名の通り、トラックをチャーターする便の事で、
普通引越しってチャーター便じゃないの?と思う人もいるかと思いますが、
いわゆる基本的な便となります。
トラックにはお客さんの荷物だけを積み、
目的の引越し先まで移動し、引越しを完了します。
混載便
一方こちらの混載便はチャーター便と比べて、
その仕組み自体が大きく違います。
混載便は、トラックに様々なお客さんの荷物を同時に積んで、
複数の目的地を経由しながら目的地へと向かう便です。
いかがですか?
チャーター便と混載便、
同じ長距離の引越しでも全然違うと思います。
色々と注意が必要なのが混載便
「混載便」に関しては色々な面で注意が必要です。
混載便はそもそものコンセプトが、
複数のお客さんの荷物を一度に積んで一気に届けに行く便になりますので、
基本的には荷物の少ない方向けの便でもあります。
メリットは、
ということです。
1台のトラックに複数の荷物を積んでいくことで、
引越し業者側の輸送コストを抑える事が出来ます。
ですから1人1人のお客さんの料金を下げる事が出来るんですね。
デメリットは、
何件かのお客さんを積んでいく事を前提としていますので、
例えば同じ方面のお客さんがいなければ、
便自体がなかなか出発となりません。
そして、
荷物の届く日にちなどの指定は、基本的出来ない場合が多いです。
あくまで引越し業者側のスケジュールに合わせるような便になるので、
多少の調整は出来たとしても、具体的にこの日で、というような指定は厳しくなります。
しかしチャーター便に比べて料金はたいぶ安くなりますので、
日程はある程度いつでも大丈夫、と言う場合には積極的に利用してみてください。
学生の方などで、
実家に帰る引越しなので、受け取り手はいつでも大丈夫、
このような場合には利用すると安くなりますし、便利ですよね。