引越しの現場では様々なトラブルが起こる事があり、
時には考えられないような大きなトラブルが起こる事もあります。
ここではそんなトラブルの中から実際に起きた、
「ありえない事件」についてお話したいと思います。
まさかこんな時間まで掛かるとは…
引越しをするという事は、新しい生活のスタートを切ると言う事。
一軒家の場合、隣近所がありますし、
マンションだと更に上下の住人との関係もあります。
もちろん引越し当日は荷物の搬入などで、どうしてもうるさくはなりますが、
ある程度は仕方の無い事だと、近隣住民も理解しています。
常識の範囲と言うものがあり、
例えばあまりに朝早くから始めて
うるさくするのも近所迷惑ですし、
?
反対に夜遅くなるのも
同じように迷惑ですよね。
そのような事を理解していても引越しは時に、
何らかの理由で非常に時間が掛かり気が付けば作業が夜中まで掛かり、
引越し早々近所迷惑になってしまう…というケースがあります。
想定外のケース
引越しと言うのは作業員が荷物を1つ1つ運ぶ作業であり、
ある程度の作業時間は読めるとは言え、そこに想定外の事が起こる事で、
予想外に作業時間がかかるケースがあります。
考えられるケースの代表例としては、以下のようなケースが挙げられます。
- 道路状況
- トラックの停車位置の確保
- エレベーターなどの利用状況
- 一斉入居
道路状況
これは特に遠方への引越しなどの際に大きな影響を受けますが、
渋滞などの混雑するような状況に遭い、移動に時間が掛かるケースです。
移動時間を1時間と見ていたにも関わらず、
?
渋滞にハマり、移動だけで
倍の時間が掛かったなどは
良くあるケースです。
場合によって渋滞ではなく事故などが起き全く進まなくなって、
一向に新居に進めないような事もあったりします。
トラックの停車位置の確保
意外な落とし穴であるのが、
この「停車位置の確保」の問題です。
引越しのトラックは荷物を搬入する家から近い所に停めて作業をする事が出来る方が、
遠くに停めるよりも効率的な事は想像できると思います。
エレベーターなどの利用状況
これはマンションにおける引越しで起こりうることなのですが、
エレベーターの確保が出来るかどうかは作業に大きな影響を及ぼします。
エレベーターが数基ある事が多く、
このうちの1台を引越し時の専用として
使えるかどうかと言うことです。
事前に申請しておけばそのように使えるところもあれば、
あくまで住人と共用で荷物の搬入・搬出を行わなければならないケースも多く、
例えば夕方などの帰宅時に重なると、住人のエレベーターの利用が多くなり、
一度上がったエレベーターが中々降りてこない為、作業が進まない、と言うこともあります。
想定外を想定内に
このように予想外の事が起こった為に、
引越しが夜中まで掛かってしまった、と言うケースは意外に少なくありません。
もちろんこのような状況を想定しない引越し業者にも問題はありますが、
引越し元や新しい住居の状況などは自分の方が知っているはずですので、
「こうなる可能性があるよ」と事前に引越し業者に伝えておく事で、
想定外を想定内にする事ができ、トラブルを回避する事にも繋がります。