引っ越しは闇雲にやってしまうと面倒で時間もかかります。
最初に計画をたてることが面倒だと無計画にしてしまうと、計画をたてる手間は省けますが、それ以上に大変な作業になってしまうのです。
急がば回れではないですが、キチンと計画を立ててスムーズに引っ越しを進めましょう。
今回は引っ越しをスムーズに進めるための手順とは?等の情報をお届けしていきます。
段取り良くするための方法
引っ越しはとにかく早め、早めに行動することが重要です。
早過ぎると言うことはないので、決め事はドンドン決めていき、その決め事に沿って一つ一つこなしていきましょう。
引っ越しは段取りが重要なのですが、この段取りを7つに分けます。
1、「物件の解約」
2、「物件の契約」
3、「荷物の選定」
4、「引っ越し業者の選定」
5、「各種手続き」
6、「引っ越し」
7、「引っ越し後各種手続き」
この様に段取りを区切って計画を立てましょう。
1、物件の解約
引っ越しが決まったら、1ヶ月以上前に解約の意思を管理会社もしくは家主に伝えましょう。
解約日が決まったら、正式に解約する手続きをふみます。
解約自体は困難なものではないので、管理会社もしくは家主に任せておきましょう。
解約に必要な書類などは向こうで用意してくれるので、それに沿って解約していけばOKです。
2、物件の契約
基本的に物件の契約は賃貸と分譲で違ってきます。
引っ越し先が賃貸の場合は、希望の引っ越し日に合わせて早めに契約することが望ましいと言えます。
分譲や、家を買った場合は同じく入居出来る日を確認しておく必要があります。
賃貸は管理会社や家主に訊いて、いつ入居可能かを聞いた上で契約をしましょう。
3、荷物の選定
引っ越し日が決まったら、荷物の選定を行います。
持っていくもの、捨てるものをキチンと分ける必要があります。
この機会に断捨離をするのも重要な作業です。
ですが、ただ捨てるのではなく、ネットオークションに出店したり、買取ショップで買い取ってもらいましょう。
ネットオークションの場合、売れるまでに時間を要しますので、とにかく早めに荷物の選定をしていきましょう。
4、引っ越し業者の選定
荷物の選定まで終了していないと引っ越し業者の見積がとれません。
ここまでで確実に1~3は終わらせておきましょう。
引っ越し業者を選定する時は、ネットなどの「一括見積」を利用しましょう。
同時に10件ほどの引っ越し業者に見積依頼が出来ます。
その中で、すぐに電話やメールをしてきた業者に絞ります。
その後は、それぞれの業者に訪問見積を依頼していきます。
業者選定の方法としては、ある程度安い、それなりに名が通っている、説明がキチンとしており、営業マンにやる気がある、などと言った目安で選びましょう。
5、各種手続き
引っ越し業者の選定まで終わると、引っ越し日が確定しますので、各種手続きを行います。
役所関係であれば転出届や、銀行口座や免許の住所変更、子供がいれば転校の届け出など手続きは非常に多くのものがありますので、忘れずに行いましょう。
また、ライフラインの停止及び開通、インターネットや固定電話の申し込み、各種保険などの変更も行います。
郵送物などの転送手続きも必要になります。
更に、自動車関係では違う都道府県に行く場合はその旨届け出る必要があります。
このように各種手続きはうっかり忘れてしまうものが多いので、しっかりリスト化して確実にこなすようにしましょう。
6、引っ越し
引っ越しは業者の選定さえ終えていれば、梱包資材などは必要なだけもらうことが出来ます。
必要な荷物をどんどん荷詰めして梱包していきましょう。
この際、部屋ごとに、また内容の種別ごとに区分けして詰めていきましょう。
良くバラバラに荷物を詰める人がいますが、引っ越し先で荷物を片付ける際に非常に面倒で時間が掛かりますので、効率の上でもシッカリ区分けして詰めるようにして下さい。
この6段階目では、当日の引っ越しそのものが入ってきますので、段取りを良く考えておきましょう。
基本的には業者に任せておけばOKですが、荷物詰、荷ほどきは自分の仕事なので計画的に行いましょう。
それがスムーズな引っ越しの重要な点です。
7、引っ越し後各種手続き
引っ越しが終わったら、それで終わりではありません。
引っ越し当日にしなければいけないことや、引っ越し後にも様々な手続きが必要になってきます。
まず確実に行っておきたいのが、各市区町村への転入届です。
これが出来ていないと他の手続きも滞ってしまうので忘れずに行いましょう。
まとめ
今回は引っ越しをスムーズに進めるための手順とは?等の情報をお届けしました。
引っ越しは闇雲に行うのではなく、キチンと手順に則って行うことが重要です。
ここで紹介した段階ごとに分けた上で、更にその中で細分化して手順を決めていきます。
引っ越しは実にやることが多いので、この様に計画を立てて行わないと非常に大変なことになります。
ここで紹介した方法を実践して上手に引っ越ししましょう。