引っ越しの中でも新築戸建てへの引っ越しは特に気を遣いますよね。
準備を怠ると、せっかくの高揚した気分もガタ落ちになってしまいます。
そうならないためにも、細部にわたるまでシッカリした準備をしておきたいですね。
そこで今回は、新築戸建てに引っ越しする際に気を付けるべきことなどの情報を見ていくことにしましょう。
目次
引っ越し業者の選定は料金で選ばない
引っ越しが決まると、まず最初に決めるのが引っ越し業者です。
大抵は出来る限り安くしたいと思うものですが、新築戸建ての場合はその限りではありません。
新築の場合、一番に考えなければならないことは、汚れない、傷が付かない、スムーズに早く終わらせると言ったことになります。
そして、こうしことを安心して任せられるのは、大手の老舗引っ越し専門店です。
現在、こうした引っ越しに最も適しているのは「アート引っ越しセンター」「アーク引越しセンター」「引越しのサカイ」などになるでしょう。
正直なところ、この3社は決して安くはありません。
しかし、高額だけに安定感があります。
また、長い間に培ったノウハウがあるので、新地戸建てに傷を付けたり、汚したりすると言ったことはほとんどないと考えて良いでしょう。
引っ越し業者を選ぶ時は、一応一括見積サイトで申し込みましょう。
申し込んだ全ての業者から電話が来ますので、先に挙げた3社に絞って見積もりをさせましょう。
最終的な決め手としては、投入する作業員の人数、営業の接客の良し悪し、作業員の質として「正社員」の比率を高くしてくれると言ったところになります。
また、当日の引っ越しの様子を聞いて、納得がいくところに決めるようにしましょう。
引っ越し前に新居の写真を撮影しておく
新居の引き渡しが終わったら傷や汚れのチェックをして、写真に撮っておきましょう。
タイミングによっては、建築業者による傷や汚れもありますが、当然のことながら引っ越しの際に業者がつけるものもありますので、日付入りの写真を証拠として撮っておくことは必須です。
大型電気製品や大型家具は引っ越し当日に合わせる
新築の場合、多くの電気製品や家具やソファーなどを新たに揃え直すと言う場合が多いのですが、買う際にはしっかりスペースの大きさを測り余裕をもったサイズのものを購入しましょう。
新築の引き渡しが終わったら、まず最初に家具類、電気製品類を買うことをおススメします。
と言うのも、これらの製品は引っ越し当日に搬入させることがベストであるため、配送予約を確実に取れるように少しでも早く購入することが推奨されます。
大物家電や家具を引っ越しと日時を合わせるメリットは、これらの搬入に際して引っ越し作業員の手伝いや、傷などをつけないために緩衝材が壁に貼り付けてあったり、床にも傷や汚れを防御する資材が敷いてあるからです。
また、対応する方も、一度に終わったら楽ですよね。
ライフラインやネット環境を導入の日を合わせる
ライフラインは「水道」「電気」「ガス」などが該当します。
これらに関しては当日に合わせて開通するようにしておきましょう。
現在では欠かせないネット環境についても引越し当日に合わせて下さい。
特にネットの開通は、予約してもかなり先になる可能性が多いので出来る限り早めに予約しておきましょう。
心付けの準備をしておく
通常の引っ越しの場合は、あっても無くても良いのですが、新築戸建ての場合は心付けを用意しておくと良いでしょう。
心付けは「今からお世話になる人」「お世話になった人」に対して感謝の気持ちを伝えるために渡すお金のことです。
引っ越し業者の作業員や、家電、家具の搬入員などに1人3,000円ほど渡すと良いでしょう。
渡すタイミングは作業前に渡すのがベストです。
もちろん、心付けがなくても仕事はちゃんとするでしょうが、やはり先に心付けをもらうと仕事に対する緊張感は数段アップしますので、素早く丁寧な仕事が期待出来ます。
他にも当日は色々な業者が来ますが、基本的に長時間作業する業者だけに渡すようにしましょう。
近隣への挨拶品
引っ越しをすると近隣の家に挨拶の品を持っていきます。
しかし、最近は近所付き合いのない世の中になっていますので、賃貸などでは引っ越しの挨拶をすることは極めて稀です。
ですが、新築戸建ての場合は、長くその地に住むのですから近隣との関係は良好にしておかなければなりません。
そのためにも最初の挨拶はとても重要なものになってきます。
現在では、非常にオシャレで安い挨拶品が売っていますので、センスが感じられるものを購入しましょう。
引っ越しの挨拶品は、基本的に両隣2軒ずつ、向いの家とその両隣2軒ずつ、合計9軒分+町会長などの分も合わせて10軒分を用意すれば大丈夫です。
それ以外にも、簡単に多くの人に渡せるように安価な紅白饅頭なども用意しておくとベストです。
まとめ
今回は、新築戸建てに引っ越しする際に気を付けるべきことなどの情報を見てきました。
色々と気を遣う引っ越しですが、中でも新地戸建ての引っ越しはより一層神経質になるものです。
新天地では、最初から気分良く住みたいものですし、近隣との付き合いなども円満に進むようにしたものですね。
ここでのアドバイスを参考に気持ちの良い新地戸建ての引っ越しを目指しましょう。