引っ越しと言うと、何かと面倒なのが梱包ですよね。
引っ越しは度々するものではありませんので、梱包も初めてすると言う人も少なくないでしょう。
「これで合っているのかな?」と常に疑問に思いながら、試行錯誤の連続だと言っても過言ではありません。
自己流で梱包すると、効率も悪く、大事なものが壊れたり、ケガをする恐れもあります。
そこで今回は、どうすれば上手に梱包が出来るのか、その正解を探っていくことにしましょう。
引っ越しのために用意するもの
引っ越しをする際には、様々な道具や梱包材が必要になります。
引っ越し業者に依頼する場合は、多くが基本の資材を無料でくれますが、自分で引っ越す場合は資材は全て自分で用意するしかありません。
必要な資材は次の通りです。
- 段ボール大
- 段ボール中
- 段ボール小
- 緩衝材
- 油性マジック
- 色別シール
- カッター
- ハサミ
- 荷造り用紐
- 軍手
などです。
段ボール
段ボールに関して枚数の目安は
- 1人暮らし・・・・・・・10~20枚
- 2人暮らし・・・・・・・30~40枚
- 3人暮らし・・・・・・・40~60枚
- 4人暮らし・・・・・・・60~90枚
このぐらいが目安と言えます。
もちろん、荷物が多い場合は、まだまだ数が増える可能性もあります。
段ボールは、スーパーやドラッグストアなどで無料で手に入れることも出来ますが、引っ越し用の段ボールは新しくてしっかりしたものが必要ですので購入した方が良いでしょう。
段ボールはネットショッピングで安く購入出来るので確認してみて下さい。
緩衝材
段ボール以外では緩衝材が必要不可欠です。
食器や割れ物、精密機械類などを梱包するために必要です。
気泡緩衝材(※通称プチプチと呼ばれるもの)、しわの入ったクレープ紙、新聞紙やタオルなども役立ちます。
袋類など
ゴミ袋は、自治体の指定しているものを用意しましょう。
液漏れなどしないように、二重にすることをおススメします。
また、ジップロックなども必要です。
細かい物などをまとめる際に非常に便利です。
また、圧縮袋も必須です。
衣料品や布団、座布団などの運搬に便利で効率的です。
その他
ガムテープは梱包に最も必要なものですので大量に用意しましょう。
但し、通常の物ではなく、布タイプのものが剥がれずに使えるので便利です。
ハサミやカッターも使いやすいものを用意しましょう。
また、内容品を書くためのマジックも必要です。
マジックはハッキリと分かるように太字の油性マジックを準備しましょう。
他にも、荷物を入れる際に場所を分類するためのカラーテープを用意すると便利です。
緑ならキッチン、青ならリビングと言った具合に区分けするためです。
また、手をケガしないように軍手もいくつか用意しておくと良いでしょう。
段ボールのサイズ
段ボールには様々な形や大きさがありますが、最低でも2種類の段ボールを用意しましょう。
大きいタイプは3辺合計140cm以上のもの、小さいタイプは3辺合計120cm程度のものを購入して下さい。
大きい段ボールには衣類などの軽いものを、小さい段ボールには本やCDなど重量がかさむものを入れるようにしましょう。
引っ越し業者に全て任せる場合も
引っ越し業者に依頼する場合は、荷物の搬入出だけを行うコースと、梱包、開梱までのオールインワンセットのコースがあります。
オールインワンは当然のことですが、料金は跳ね上がります。
荷物の搬入出だけのコースと比較すると、約倍額になります。
そう考えると、梱包や開梱は自ら行う方が良いですね。
ただ、梱包や開梱を依頼しなくても、引っ越し業者に依頼すると大きなメリットもあります。
何よりも便利であるとこは、荷物によって専用資材があるということです。
布団には布団袋、段ボールにも種類があり、大、中、小と揃っているだけではなく、着物を長くたたんだ状態で収めることが出来る段ボールもあります。
衣装に関しても、ハンガーにかけてあるものは、専用のハンガーボックスがあり、ハンガーかけたまま収納出来ます。
また、最近では食器類専用のボックスもあり、いちいち自分で緩衝材に包む必要がありません。
その上、破損する可能性はほとんどないのです。
このように専用の資材があるので、梱包や開梱は昔と比べて非常に楽になっています。
梱包開梱を依頼しなければ、安くはないとは言え、資材もタダでもらえてそこそこの価格ですので、自分で全てを行うよりも数段安心でお得だと言えるかも知れませんね。
まとめ
今回は、どうすれば上手に梱包が出来るのか、その正解を探ってきました。
自分自身で引っ越しをする場合でも、引っ越し業者に頼む場合でも、結局荷物をまとめるのは自分んの仕事になります。
1度も引っ越しをしたことがないと言う人にとっては、物の多さや重さや大きさにも驚いてしまうでしょうが、梱包がキレイに出来ていないと引っ越しそのものがスムーズに進みません。
スムーズに引っ越しが出来るように、資材の準備をシッカリ行い、計画的に荷詰めなどをしていきましょう。