現代ではうつ病などは珍しい病気ではなく、軽度から重度まで幅広い症状があるので、多くの人がうつ病に悩んでいます。

また、人生における重要な場面でうつ病になるケースも少なくありません。

今回は引っ越しでうつになった！？対処方法は何？！などの情報を調査していきます。

うつ病とは？

うつ病は軽度の場合、気分の落ち込みやネガティブさが際立っています。

重度の場合は、何もやる気が起きなくなり、また身体の自由も効かなくなって寝たきりの日が出てきたりします。

軽度にしても重度にしても、症状が長い期間持続し、やがて日常生活にも支障をきたすようになった状態を言います。

うつ病の原因となるのは環境要因によるストレス「経済的な要因」、「社会的な要因」、「個人的な要因」、「周囲の要因」などが関与していると言えます。

現代日本ではうつ病の患者数が100万人を超えていると言われています。

うつ病の原因を取り除くことが治療の早道ですが、例えば家族が亡くなってうつ病になった人などは原因が取り除けません。

具体的な治療法はないものの、対処療法として抗うつ薬、抗うつ精神病薬などを処方されるケースがほとんどです。

引っ越しうつとは？

引っ越しは意外と大きく心身共にダメージを与えます。

引っ越しは引っ越しをする前からやらなければならないことが多く存在します。

引っ越しするからには、引っ越し先を決めていることになりますが、賃貸から賃貸、賃貸から分譲でも、新築の家であっても、そこに至るまでに大変な労力を使っています。

更に、引っ越し業者を決めたり、スケジュールを考えたり、荷物の分別や、荷物を詰める作業など多くのことがのしかかってきます。

また、引っ越しが済んでも新しい環境に馴染めずに大きなストレスを抱える人もいます。

引っ越しによって人生における全てが変るケースもあり、治すこともままならない人も少なくないようです。

引っ越しうつの対処法

引っ越し前のうつ

時間に余裕を

とにかく時間に余裕を持つことが大事です。

時間の無い中、あれもこれもと行動すると心身共に疲弊してしまいます。

肉体の疲れは精神の疲れに、精神の疲れは肉体の疲れに繋がり、うつ病を発症しやすくなります。

現状考えているよりも全て1ヶ月前倒しにしましょう。

引っ越し業者と早めに契約する

引っ越し業者は引っ越しのプロですので、早めに契約する事で色々な相談にのってくれます。

また、資材なども自分で考える必要がなく、引っ越し業者が荷物の量を見て揃えてくれるので悩む必要がありません。

価格などの検討も必要ですが、大きなイベントで、一生の内に何回もすると言うものではないので、金額が高くても引っ越し専門の有名業者に依頼することをお勧めします。

実際に荷詰めなども行っていけば、目処が立ってくるので精神的負担は大きく軽減されます。

妥協をする

何においても100％満足出来ることはあり得ません。

分譲マンションや一戸建てを新築するにしても、理想通りになるとは限りません。

どこかで妥協しないと、完璧主義者はうつ病になり易いので気を付けましょう。

優先順位を一覧にして、「妥協すること」、「妥協しないこと」などを初めから決めておくのも1つの手ですね。

根を詰めない

時間に余裕を持つことで根を詰め過ぎずに休息を取りながら事にあたることが出来ます。

休息を充分とりながらですと、自然に焦りもなくなります。

気持ちに色々な要素が取り込める状態、常にそれを心掛けましょう。

引っ越し後のうつ

引っ越し前後3日ずつは外食を

荷詰めや、荷解きなどで食器や調理器具が使えなくなる期間が出来てしまいます。

こういう場合は考え過ぎて荷詰めをギリギリ、荷解きを大急ぎでやったりと精神的な疲弊が出て来てしまいます。

引っ越し前後の食事は思い切って引っ越し日を含む前後3日ずつを外食すると決めてしまいましょう。

そうしておけば冷蔵庫の掃除や、買い物なども余裕を持って出来るのでイイことづくめです。

毎日散歩に出てみよう

引っ越し後はどうしても掃除や荷解きなど室内で過ごすことが増えます。

しかし、ジッーと家に籠もりきりで作業ばかりしていると嫌になってきます。

そうしたことを避ける為にも、気分転換と近所を知る為にも気軽な散歩に出掛けましょう。

この時、買い物など目的があると気が休まりませんので、「何の目的もなく」散歩をすることが大事です。

その地区の”空気感”を味わい知る事も引っ越しうつには効果があるので勧んで散歩をしましょう。

まとめ

今回は引っ越しうつについて調査してみました。

現代病とも言われるうつ病ですが、現在多くの人が病に苦しんでいます。

本来は新しい生活に臨むと言うのは楽しみなものなのですが、大変さが際立ってしまうと途端に真逆の状態に陥ります。

自分なりのリラックス方法を考えることも大切ですが、どうしても自分だけで解決出来ない場合は相談出来る人、理解してくれる人に頼ってみることも大切なことです。