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引っ越しが決まったらすぐに行うこと
引っ越しの前後ではさまざまな手続きや作業が必要です。
まずは、引っ越し前後にやるべきことの全容を確認しておきましょう。
【引っ越し時にやるべきこと】
- 引っ越し先の物件の決定
- 引っ越し業者、引っ越し日の決定
- 旧居の退去手続き
- 梱包資材等の準備・荷造り、旧居の掃除、不用品の処分
- 役所での手続き(転出届/転入届の提出、転校手続きなど)
- 郵便の転送手続き
- 荷物の梱包と搬出入
- 電気、ガス、水道などライフラインの解約&開通
- 各種機関・サービスの住所変更手続き
上記の作業が主に引っ越し前後にやることです。
引っ越しの準備を始める前に、あらかじめ把握しておきましょう。
引っ越し先の物件が決まったらすぐにやることリスト
ここからは、時系列順の詳細なやることリストを解説します。
まず、引っ越し先の物件が決まってからやるべきことは主に5つです。
余裕をもって引っ越し準備を進めるために、できることから早めに着手しましょう。
項目 | チェック | |
1 | 旧居の退去日を決定 | |
2 | 引っ越し業者またはレンタカーの手配・引っ越し日を決定 | |
3 | 賃貸物件の解約手続き | |
4 | インターネット・固定電話・衛星テレビの住所変更 | |
5 | 転居はがきの作成 |
1.旧居の退去日を決定
引っ越しする新居が決まったら、次に旧居の退去日を決めます。
物件によって異なりますが、旧居の解約予告は、退去の1~2か月前までに行う必要があるため、忘れずに行いましょう。
また、退去月の家賃が日割り計算になる場合もあれば、退去日が月末に設定されているケースもありますので、入居の際の契約書を確認しましょう。
退去日は、引っ越し当日に設定し、旧居の鍵を返却してから新居に移動できるとスムーズです。
2. 引っ越し業者またはレンタカーの手配・引っ越し日を決定
旧居の退去日が決まったら、引っ越しの日程と方法を検討します。
複数の引っ越し業者から見積もりをもらって比較すると、違いがわかりやすくなります。
引っ越し業者に依頼する場合、退去の通知をする都合上、引っ越し予定日の2か月~1か月半前には見積もりを取り、引っ越し業者を予約するのが理想的です。
特に、繁忙期である2月~3月頃は予約がとりにくいため、なるべく早めに動きましょう。
繁忙期以外でも、土日祝や大安、午前中などは予約が埋まりやすい傾向です。
また、早めに業者を決めることで、引っ越し費用を抑えられるメリットもあります。
なお、引っ越し費用を抑えるなら、引っ越しする人が少ない8月頃や、11月頃がおすすめです。
引っ越す日の曜日や六曜、時間帯により引っ越しの料金は多少上下するものの、ほかの時期より安く引っ越しができるでしょう。
業者を利用せず、自力で引っ越す場合は、必要に応じてレンタカーを手配してください。
その場合は、1か月前など早めにトラックのレンタルを済ませましょう。
また、引っ越し当日に利用する駐車場も併せて事前に確認しておくとスムーズです。
引っ越しの方法と日程が決まったら、新居の不動産会社に連絡を入れてください。
3.賃貸物件の解約手続き
賃貸物件にお住まいの方は、賃貸契約書の内容を確認したうえで、管理会社や大家さんに退去の連絡を入れましょう。
連絡方法は、郵送やFAXなど書面形式が一般的です。
退去日の1か月~2か月前までに連絡が必要なケースが多いですが、契約内容により異なる場合もあります。
解約手続きが遅れると、翌月の家賃の支払いが増えるおそれがあるため、忘れずに連絡しましょう。
5.インターネット・固定電話・衛星テレビの住所変更
インターネット
使用中のインターネット回線・プロバイダとの契約を継続する場合には、インターネットの移転を行います。
どこでも使えるモバイルWi-Fiなどを契約しているケースでも、住所変更手続きが必要です。
インターネットの移転は時間がかかる可能性があるため、1か月前には手続きを済ませましょう。
戸建て住宅に引っ越す場合などは、設備が整備されておらず、工事が必要になる可能性があります。
そのため、2か月~1か月前に手続きを済ませておくのが無難です。
固定電話・衛星テレビ
固定電話は、業者へ電話、もしくはインターネットから移転手続きを行います。
NTT東日本の管轄エリアからNTT西日本の管轄エリアへ引っ越す方は、それぞれで手続きが必要ですので、ご注意ください。
電話工事は予約制となるため、混雑しやすい繁忙期は、早めに申し込むと安心です。
また、固定電話の住所変更と併せて、携帯電話の住所変更も忘れずに済ませましょう。
衛星テレビは、ホームページ上から簡単に手続きが可能です。
契約している衛星放送の会員ページにログインし、新住所を入力しましょう。
6.転居はがきや挨拶メールの作成
引っ越しの際は、お世話になった方や、関係各所へ挨拶状を送りましょう。
送付のタイミングは、引っ越し完了後1か月以内に送るのがベストです。
引っ越し直前や新生活が始まってからだと、慌ただしかったり、忘れてしまったりするため、引っ越しをすると決めたタイミングで作成しておくと安心です。
特に、上司や先輩、友人や知人といったように、相手にあわせて挨拶状を作成するようにします。
準備が難しい場合は年賀状の中で引っ越しの報告をするというのも一つの方法です。
また、近年では転居はがきを送らない方も増えてきました。
紙はがきの代わりに、メールやLINEなどのSNSを活用している方も珍しくありません。
特に、SNSはデザインフォーマットも充実しているため、簡単にオシャレな挨拶文を作成できます。
相手との関係性にもよりますが、普段はがきのやり取りをしない仕事相手や友人相手であれば、メールやSNSでの報告で問題ないでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
どんなことでも初めが肝心と言いますよね。
引っ越しも、まずは手を付けなければならないことは決まっています。
これらのことを手順良くしておくことで、引っ越し自体がスムーズに進みますよ。