引越しといえば、決まってから1~2ヶ月はとても慌ただしいですよね。
特に1週間前位になると、何をして良いのか分からないほどバタバタします。
それを乗り越えても、引越し前日や当日には何をすべきなのかもサッパリ分からない状況になってしまうでしょう。
そこで、今回は引越し前日から当日の動き やっておくべきことは?などを見ていきます。
目次
最後の荷物詰め
引越し前日にまずすべきことは、最後の荷詰めです。
荷造りはどれだけ早くし始めても、使うものもあるので全てを前もって詰めることは出来ません。
とはいえ、流石に引越し前日には完全に荷造りを終えなければなりません。
細かいものも含めて、引越し当日までにはキレイに箱詰めしておきましょう。
食器や調理器具を残しておきたいという方もいますが、前々日あたりからは外食やコンビニなどで買って食事を済ますように考えておくようにして下さい。
手持ちのバッグなどで運べるもの(化粧品など)は当日まで荷詰めしなくても大丈夫です。
貴重品の確認
意外とうっかりしてしまうのが貴重品です。
- 現金
- 有価証券
- 小切手
- 通帳
- 印鑑
- 宝飾品
- 貴金属
こうした貴重品に関しては、引越し業者が運ぶ荷物に入れることは厳禁です。
業者だから安心ということはありません。
実際に貴重品がなくなったケースというのは意外に多いのです。
必ず自分自身が当日持って歩くバッグなどに入れて運びましょう。
神棚・仏壇
引越しであっても、ぎりぎりまで梱包出来ないのが仏壇や神棚です。
出来れば引越しの無事を祈るためにも、引越し業者が来る直前にしまいたいものです。
また、しきたりで考えても出来る限り、ぎりぎりまでそのままにしておく方が理想的です。
仏壇や神棚そのものの梱包や運送に関しては引越し業者に任せてしまっても構いません。
ですが、位牌やご本尊だけは、キレイな梱包材を使って丁寧に梱包し、最後は風呂敷などに包んで、出来れば自分で持っていきましょう。
細かい仏具などは壊れないようにシッカリと緩衝材を使い、段ボールに箱詰めします。
植木や観葉植物
植木や観葉植物は、引越し業者によって運送可否が様々です。
小型の物であれば大抵対応してくれますが、大型のものは対応していないという場合もあるので、見積もりの段階で明確にしておきましょう。
植木や観葉植物は生き物ですから、早い内に梱包してしまうわけにはいきません。
引越し当日の朝に水やりなどをして、その後鉢は新聞や緩衝材で包み、最後に植物部分ごとビニール袋で覆った後、入るものに関しては段ボールに入れます。
大型の物は、ビニールに包むところまでは同じですが、段ボールは鉢部分だけで構いません。
引越し業者の梱包も同じような感じですので、雑にあつかわれることも考えて自分で梱包をしておきましょう。
金銭的に余裕があれば、植木ショップなどに搬送してもらうのも1つの手です。
ライフラインの再確認
生活する上で最も重要なのがライフラインです。
ライフラインは、電気、水道、ガス、インターネット環境などです。
もちろん、1ヶ月前くらいには引越し元のライフラインを廃止すること、転居先で使用する旨手続きはしているでしょう。
ですが、万が一ということがあるので、引越し当日の朝には各業者に電話で確認しておきましょう。
特に電気にかんしてはつかないと何も出来ませんので必ず念押ししておくことをおススメします。
荷物出しの後の掃除
意外と忘れがちだったり、忙しくて面倒ということから、荷物出し後の掃除が疎かになってしまうことは決して少なくありません。
もちろん、家中丸ごとピカピカにすることは不可能ですが、敷金の返金のためにも「現状回復」「借主負担」ということを踏まえて掃除はするようにしましょう。
金銭的に余裕があれば、引越し業者によって「お掃除パック」もあるので、任せるのも1つの手です。
とはいえ、お金をかけずに済ませたいというケースがほとんどでしょう。
そうした場合に掃除しておくべき場所は次の通りです。
- 床掃除
- 窓ガラス
- 壁・天井
- キッチン
- トイレ
- 風呂
床掃除
床掃除に関しては荷物が全て出てからでないと出来ませんので、部屋が全て空いたら掃除機をかけた後に固く絞った雑巾で水拭きします。
カビなどは室内であっても市販のカビ取りで取れます。
焦げや穴は、サンドペーパーなどで磨いて市販の床補修材で補修しましょう。
窓ガラス
窓ガラスは市販の専用洗剤で拭いたあと、乾拭きをします。
新聞紙がある場合は、新聞で全体を磨くとピカピカになります。
壁・天井
天井は届かない場合もあるので、長いほうきなどでほこりを取るだけで大丈夫です。
壁は市販の専用洗剤で叩き拭きすると効果的です。
壁の穴は壁穴補修材などを使って出来る限り目立たないようにしましょう。
キッチン
床部分は当日ですが、それ以外の場所は予め掃除しておきましょう。
特に換気扇などは油汚れを落とす市販の洗剤でキレイにして下さい。
コンロ周りやシンクなどは熱いお湯に重曹を混ぜて置き洗いしましょう。
トイレ
トイレは当日掃除したいところです。
便器は外部、内部と専用洗剤でキレイにしましょう。
見落としがちなのが、腰の高さより下の部分の壁です。
ここは市販の壁専用洗剤で念入りに拭きましょう。
風呂
カビが出やすい場所ですので、市販のカビ取り洗剤で置き洗いしましょう。
意外と見落としがちなのが排水溝です。
髪の毛や細かいゴミなどはしっかり取っておいて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は引越し前日から当日の動き やっておくべきことは?などを見てきました。
引越しはやらなくてはならないことが多いので、前日や当日にやるべきことが分からなくなってしまうものです。
そういう時には、ここを参考にチェックリストを作って実行してみて下さいね。